Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

プロジェクト研究

首都圏を中心としたレジリエンス総合力向上のためのデータ収集・整備と被害推定システム構築のためのデータ管理・利活用の検討(2期目)

Data acquisition and utilization for seismic damage evaluation toward enhancement of regilience for Tokyo metropolitan area
  • 研究番号:20P17
  • 研究分野:environment
  • 研究種別:プロジェクト研究
  • 研究期間:2020年04月〜2022年03月

代表研究者

西谷 章 特任研究教授
NISHITANI Akira Research Professor

理工学術院総合研究所
Research Institute for Science and Engineering

URL:http://www.anishitani.arch.waseda.ac.jp/

研究概要

本研究は、文科省所管の「国立研究開発法人・防災科学技術研究所」(以下、「防災科技研」)が公募した「文科省補助金事業・首都圏を中心としたレジリエンス総合力向上プロジェクト」のうちの、「サブプロジェクト(C) :非構造部材を含む構造物の崩壊余裕度に関するデータ収集・整備」として採択(2017年3月)されたものである。この採択をうけて、理工総研内では、2017 年10 月〜2020 年3月までの「プロジェクト研究」として実施してきたが、2020・21 年度も委託研究として継続される予定であり、ここに継続申請を行う。

継続するプロジェクト研究では、速やかな災害復旧・復興への貢献を目的に、病院や防災拠点施設などの重要施設を対象として、 巨大地震下における被害推定(損傷レベル・危険度の同定)や機能継続可否・機能損失度・崩壊余裕度判定を即時に可能とする技術の開発を行う。2020・21 年度の、早稲田大学の役割は、上記の「サブプロジェクト(C)」の研究統括として、「防災科技研」所有の三次元震動破壊実験施設(E−ディフェンス)を活用した実大・実物の構造物崩壊余裕度検証実験を実施するとともに、トータルで5年間の研究の取りまとめを行う。実大実験とは別に、地震直後の簡易的な広域危険度判定への建物揺れデータ活用の検討、実測データに基づく、精度の良い建物―地盤系モデルの高度化に向けた検討も行う。

この研究で期待される成果によって、今後の防災体制拡充に向けたデータ利活用に資する知見を整備する。開発した各種の評価手法等については、広く一般に公開・普及を図る。

年次報告

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