Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

プロジェクト研究

アンコールの遺構から見た建物設計技術に関する研究 —韓国・日本の伝統設計技術と比較を通じて—

Research on building design technology from the perspective of Angkor's remains — through comparison with traditional Korean and Japanese design technology —
  • 研究番号:24C03
  • 研究分野:environment
  • 研究種別:奨励研究
  • 研究期間:2024年04月〜2025年03月

代表研究者

金 柄鎭 理工総研が募集する次席研究員
KIM Byungjin Junior Researcher

理工学術院総合研究所 小岩 正樹 研究室
Waseda Research Institute for Science and Engineering

URL:https://w-rdb.waseda.jp/html/100002878_ja.html

研究概要

東アジア建築は近代以前に木を中心に発達をした国が多く、特にその中で日・韓・中は建物についての技法が大きく似っている。しかし、古代以後にそれぞれの国が違う技術で発達して、現在に至っている。

まだ、建物の技法の研究が進んでないカンボジアのアンコールワットの遺跡について分析をするために他の国の設計技術を比較する必要である。現在、様々な研究者から研究が進んでいるが、バイヨンの立・端面の研究はほとんどない状態である。そこで着目して、カンボジアのバイヨンの設計原理を研究するためには東アジアの建築の設計原理を分析してその結果から比較を通じてバイヨンの設計技術に関して明らかにすることを目的にする。また、各国の建築に関する技術書、あるいは技術書が存在しない場合は遺構から建物の設計技術の中で、計画基準単位について分析をする。その後基準単位(材)からそれぞれの国の設計原理あるいは部材の比例関係について比較研究を行う。

Step1(初年度)資料分析
アンコール遺跡の寸法を分析、各建物別に寸法の整理をする。また、足りない資料、寸法などを調査するため出張を実施する。

Step2(最終年)比較研究、成果公開
まだ、見地調査が終わってない中国、カンボジアに研究出張を計画して、調査後に最終年代として、日本建築学会に最終論考の提出作業をする。

年次報告

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