School of Law早稲田大学 法学部

校友らの熱い思いに支えられて - 3年間継続給付の「法学部教育奨学金」 

早稲田大学では、約150種類の学内奨学金を設置しています。全て給付奨学金で、返済の必要はありません。そのなかで、「法学部教育奨学金」は2006年度から支給が開始された、法学部独自の奨学金です。校友や、法学学術院専任教員および退職教員からの寄付等に支えられ、2020年度で15年を迎えることができました。2020年度までの支給実績は延べ120名以上。校友・教員の熱い思いをつなぐ法学部教育奨学資金について、2021年3月卒業生の声をお届けします。

「法学部教育奨学金」は、1年生時に奨学課の奨学金登録を行なった法学部正規生(自宅外通学者のみ対象)から、学業成績と人物の評価等により受給者が決定されます。年額40万円が3年間継続して給付される、学内奨学金の中では最も条件の良い奨学金の一つと言えます。

 

「学びの機会を与えてくださった方々への感謝の気持ちを忘れず、社会に貢献していきたい」

盛永 智子
2021年3月卒業
(福岡県出身)

奨学金を申請したきっかけを教えてください。

私の家庭は、事情があって収入が少なく、学費を全額工面することは難しい状況でした。また、地方から出て寮生活をしていたこともあり、生活費の捻出にも苦労していました。そこで、大学1年生次に、奨学金登録を行い、2年生次から、幸運にも、この法学部教育奨学金を受給できることが決まりました。在学中は、民間財団による給付型奨学金や日本学生支援機構の給付奨学金も受給していました。

奨学金の使い道について教えてください。

奨学金は、主に学費や生活費の補填に使わせていただきました。また、ゼミを含む授業に際し、調査のため、奨学金で書籍などを購入させていただいたこともありました。アルバイトもしていましたが、その時間を増やしすぎることなく、ゼミやサークルの活動にも打ち込むことができたのは、この教育奨学金のおかげだと思っています。加えて、この法学部教育奨学金は、3年間継続支給していただけたことで、学年が変わっても安心して、学業に取り組むことができました。また、奨学金を継続していただいているからには、成績を維持・向上させなければならないという、良いプレッシャーのもとで、授業や試験に臨むことができました。

今後の進路・将来の展望について教えてください。

2021年4月より、国家公務員として勤務します。大学のゼミ(河野 真理子教授の国際関係論ゼミ)で学んだ国際法や、これまで自身で学習を続けてきた語学を活かし、活躍できる人材になりたいと思っています。また、この法学部教育奨学金をはじめ、奨学金を通して、学びの機会を与えてくださった方々への感謝の気持ちを忘れず、社会に貢献していきたいと思います。

法学部在学生や、受験生へのメッセージを是非お願いします。

この記事を読まれている方の中には、家庭の事情などで、学びの継続や、進学が難しいと考えている方もいるかもしれません。しかし、この法学部教育奨学金をはじめ、早稲田大学には多くの奨学金制度があります。一度調べてみてください。

(2021年3月インタビュー)

 

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