オンライン法廷で問う「SNSでの発言の責任」
早稲田大学法学部では8月30日に「行列のできる?!早稲田法律事務所」と呼ばれるイベント内で、SNSでの名誉棄損について取り上げます。
当企画では弁護士であり、早稲田大学OBの
をお招きして、法学部の学生とともに今回の企画にて議論を行っていただく予定です。
法学部では日常的にLawyer’s Salonなどのイベントを通じて、学生と弁護士の交流の機会を設けています。いつもは憧れの眼差しで話を聞くことがメインでしたが、今回は実際に現役の弁護士と議論を交わすまたとない絶好の機会。学生達の本気度は企画打ち合わせの場でもひしひしと伝わってきました。
「これで有罪にされたらたまったものじゃない」
「論点はそこではなく、こっちではないか?」
止まらない学生からの熱い意見。中には弁護士の先生方が唸るほど鋭い指摘も見られました。今回の企画も必ず良いものになると確信しています。
今回のテーマは、サークル内の物品の紛失をきっかけとした冤罪、また誤った情報の流布です。噂の「伝播性」や「サークルの規模」が議論の焦点となりそうです。SNSの利用が当たり前になった現代。情報が昔より集めやすくなった一方、悪い噂や情報の正確性が担保されていない情報もすぐ広まるようになってしまいました。現代において誰にでも起こりうるトラブル。弁護士団と法学部の学生はどのような結論を導き出すのでしょうか。熱い討論を期待したいと思います。
企画詳細はこちらから:https://www.waseda.jp/folaw/law/news/2020/07/23/12914/