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法学部 Lawyer’s Salon 検察官の仕事って? ~藤原検事の話を聞こう~

2019年度第10回 Lawyer’s Salon

早稲田大学法学部では、本学出身の先輩法曹との交流企画(Lawyer’s Salon)を開催しています。

2019年度最後のLawyer’s Salonが、2019年12月18日(水)早稲田キャンパス8号館にて行われました。

藤原 拓人 検事
早稲田大学大学院 法務研究科卒

最終回にお話しいただいたのは、東京地検で働く藤原検事です。

ロースクール時代のお話や仕事の概要、検察官のやりがいについてお話しいただきました。

 

「検察官の日々の仕事って?」

「そもそも検察官になるハードル高いのでは?」

「一日のスケジュールが知りたい」

「大学院時代に意識していたことは?」

などの質問が寄せられました。

・そもそも検事の仕事って?
1つは検察官としての仕事。犯罪について捜査し、裁判所に起訴するかどうか判断し、起訴した事件については裁判で立証する。また裁判の執行を指揮・監督する事。
もう1つは、政府における法律専門家としての仕事。役所や大学など、様々な機関に行って仕事をする。国際機関で途上国の法整備に携わる仕事をすることも。
このように、取り調べや裁判だけではなく、幅広い仕事を行っている。

・捜査で重視すること
被疑者・被害者の証言は、時に感情的であったり曖昧であったりする。人の記憶よりも客観的証拠を重視することが大事なこと。その上で検察官は、①法(条文)を意識し、②客観的証拠を重視し、③公判での立証を意識する必要がある。
“筋と正義感は証拠にならない”

・ドラマと違う所
一番大きな違いは扱う事件の数。ドラマの主人公は1話当たり1件のみに従事しているように見えるが、実際は1人の検察官が、身柄を拘束している被疑者の事件を10件かそれ以上、同時進行で扱う。また、最終的には起訴し、裁判で立証する場面が見られるが、証拠が足りずに起訴できなかったり、示談が成立したりするなどして起訴しない事案もあり、扱う事件全てを起訴するわけではないので、そこも違う所としてあげられる。

・検察官を選んだ理由
検察官を選んだ理由は3つある。

1.自分の正義感に従って、仕事ができること。

2.自分が納得するまで証拠を集め、被疑者・被害者双方の話を直接聞きながら、その上で結論を導き出す事が出来る点。裁判で提出される証拠は一部である為、その証拠のみで判断する裁判官とはまた異なる。

3.経営のことを考えず、仕事に打ち込める点。事務所をもったりするとどうしても経営のことを考えてしまうと思う。やりたくはないが、この仕事を引き受けないと経営的によくないといったジレンマは自分にとってはストレスになると感じた。

その他、気になる仕事とプライベートの両立、検察官になる為に必要なこと等、時間を過ぎた後も多数の学生から質問があり、全てに真摯に回答いただきました。

藤原検事、お忙しい中貴重なお話をありがとうございました。

 

今回で2019年度に開催するLawyer’s Salonは最後となりました。

次年度以降も、法曹の先輩方をお呼びして学生のキャリア選択に繋がる企画を実施してまいります。

2019年12月 早稲田大学法学部

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