2019年度第5回 Lawyer’s Salon
早稲田大学法学部では、本学出身の先輩法曹との交流企画(Lawyer’s Salon)を開催しています。
2019年7月2日(火)、2019年度第5回Lawyer’s Salonを東京地方裁判所・日本弁護士連合会事務所で実施しました。
青野弁護士(本学出身)と、松井弁護士・内村弁護士にお話しいただきました
第5回Lawyer’s Salonでは、「裁判、傍聴しませんか?~現役弁護士の解説付き~」と題し、東京地方裁判所にて弁護士の先生方おすすめの裁判を傍聴した後、
日本弁護士連合会の事務所を訪問し、傍聴した裁判の解説から学生からの質問への回答など現役弁護士の方々にざっくばらんにお話しいただきました。
先輩弁護士に何でも質問!
「何故弁護士に?」
「仕事で辛かったことは?」
「依頼人との関係ってどうなの?」
「正直仕事量って多いの?」
様々な質問が学生から出ましたが、一つ一つ丁寧に回答いただきました。
弁護士にも多様な働き方がある
朝から出勤し、事務所と裁判所との往復。
同時並行の案件をいくつも抱え、忙しい時は寝る暇もないイメージの弁護士。
意外にも、仕事量を調整し、自分のライフステージに合わせた働き方ができるとのこと。
弁護士といっても働き方は様々で、その多様さを教えていただきました。
様々な職種のプロフェッショナルとの協働
依頼や相談の中には、専門知識が必要とされるものも。
医療訴訟になれば実際に医師にアドバイスを求める等、弁護士になった後も依頼内容に合わせて勉強し、対応していく必要がある。
色々なプロフェッショナルとの繋がりがあることも、話を聞いてわかりました。
学部生・大学院生時代の繋がり、是非大事にしてください。
法学が好きになれない?
確かに難しい条文を読んでいるだけだと好きになるのは難しいかも。
その条文が何を意味しているのか、頭では理解できているけど、、、
そんな時は、実際に使われている現場に行ってみてください。
「裁判官がこの手続を踏むのは、条文にこう書かれているから」等、裁判傍聴に行けばその仕組みがわかってきます。
是非そこから、法学に興味を持ってください。
学生は先生方の本音の回答に興味津々、所定の時間を過ぎた後も個別に質問する学生が出るほど。
青野弁護士、松井弁護士、内村弁護士、お忙しい中ありがとうございました。
法学部では今後も先輩弁護士や企業法務部にて活躍される先輩方と一緒に学生のキャリア選択に繋がる企画を実施してまいります。
2019年7月 早稲田大学法学部