海商法・箱井ゼミ-鹿児島大学法文学部との合同実習
2018年5月、箱井ゼミの学生たちは鹿児島錦江湾にて、鹿児島大学水産学部の練習船「かごしま丸」の船中で2泊3日、鹿児島大学法文学部との合同実習を行った。
揺れ動く船内での宿泊
船内実習は2泊3日(船内泊)で実施された。
初日は谷山港に着岸のまま、船内の見学や船長、教授による講義を受講。
2日目の朝から谷山港から船を出航させ、錦江湾を南に航海し、大隅半島先端の外洋付近で船舶の往来を見学した。
この間、抜錨などの出港作業の見学や学生自身が順番で操舵をする実習などを行った。
往路は、班に分かれて夜間航海での航海当直を体験。夜は谷山港沖の錦江湾上で船を漂流(ドリフト)させ、揺れ動く船内で宿泊した。
3日目は港内航行、投錨などの入港作業を見学した。
海商法の理解を深めた
夜間航海の当直や船舶運航は、通常体験することはできない。本実習は、学生たちが海商法の法解釈や海上交通法、船舶衝突などから生じる損害賠償の裁判例を理解する上で、大変有益なものとなった。
練習船を使わせてくださった鹿児島大学水産学部関係者の皆様、船長、乗組員の皆様に感謝を申し上げます。
法学部