School of Law早稲田大学 法学部

15大学17ゼミ合同~民事訴訟法ゼミ

民事訴訟法合同ゼミナール~15大学17ゼミ~

2017年10月20日・21日、15大学合同民事訴訟法ゼミナールが開催されました。

2017年で第21回となったこの合同ゼミ、第1回(1997年)は本学勅使川原先生と松山大学小田先生(現・愛媛大学)の2ゼミナール交流からスタートしています。
第21回合同ゼミには本学から、勅使川原ゼミ、本間ゼミ、山本ゼミが参加しました。

2017年参加大学・ゼミナール

毎年持ち回りで開催校を決めており、2017年は名城大学で行われました。

参加ゼミナール一覧(順不同)
安達栄司ゼミ(成城大学)・勅使川原和彦ゼミ(早稲田大学)・畑宏樹ゼミ(明治学院大学)・山本研ゼミ(早稲田大学)・棚橋洋平ゼミ(首都大学東京)・大濱しのぶゼミ(慶應義塾大学)・小田敬美ゼミ(愛媛大学)・小田司ゼミ(日本大学)・福永清貴ゼミ(国士舘大学)・上江洲純子ゼミ(沖縄国際大学)・長屋幸世ゼミ(北星学園大学)・本間靖規ゼミ(早稲田大学)・佐古田真紀子ゼミ(國學院大學)・柳沢雄二ゼミ(名城大学)・木川裕一郎ゼミ(中央大学)・宮永文雄ゼミ(広島大学)・春日川路子ゼミ(香川大学)・教員参加:石川光晴先生(嘉悦大学)

民事訴訟法合同ゼミナール~各ゼミ対抗ディベート~

各ゼミは、参加ゼミの全教員によって選ばれた9つのテーマ判例(その年の最新判例!)の中から、どのテーマ判例のセッションに参加するかを選び、エントリー。

ゼミ学生たちには予め各テーマを担当する教員からの指示書によって、「判旨賛成」側・「判旨反対」側が指定されます。

当日はテーマ判例毎に2~3校で対抗戦。与えられた論点についてパワーポイントで態度表明のプレゼンをし、その後質疑応答のディベートをします。各セッションでの司会者は、参加ゼミの指導教員ではない第三者の大学の教員が担当し、議論を整理しディベートを進行させます。

学生たちのやる気が違う

北は北海道から南は沖縄まで、同世代の学生同士で、まだ判例評釈も出揃っていない最新判例について、ゼミ学生たちは、関連学説や関連判例を渉猟して一生懸命勉強してきます。

他大学の学生の前で絶句したり、またあえなく論破されたりすることのないよう、学生たちは普段ないほどの真剣度と勉強量で準備をします。全参加ゼミはどこも同じ状況のようで、毎年、ゼミ生たちの学習態度には教員も驚いています。

自分の大学のゼミの授業で報告するのと違い、他大学の学生、しかも同じ専門を持つ学生(民事訴訟ゼミ)の前でプレゼンするということで、学生たちのモチベーションも高いです。

全ゼミナールの交流

例年、大会前日夜には全参加教員・学生が集まり、開会式が行われます。その後、参加セッションの事前レジュメ交換、司会の先生との進行協議があり、大会前夜から15大学の学生・教員が交流します。

大会終了後にも、全ゼミの参加者(およそ200~300名)での大懇親会があり、各セッションで見学していた教員や司会の教員から各ゼミで活躍していた学生を推薦投票し、各ゼミ毎に優秀賞が授与されます。
(優秀賞の賞品は各教員のポケットマネーから捻出!)

  
(写真は左から、本間先生の乾杯、ゼミ生が表彰される図と表彰学生生たち)

反省会の場で、うまくできた者、うまく実力を発揮できなかった者とも、感極まって泣き出すことが多々あります。精一杯準備したからこその結果です。

参加した学生たちからは、「参加して良かった」、「来年はもっとうまくやりたい」、「来年は優秀賞を取りたい」、「来年は後輩をうまくサポートして優秀賞を取らせてあげたい」と、次年度に向けて、一段と闘志を燃やしていました。2018年は北海道で開催予定です。

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