School of Law早稲田大学 法学部

教員

Faculty

中島 徹教授

NAKAJIMA, ToruProfessor

学歴・学位

  • 早稲田大学 法学部 卒業 学士(法学)
  • 早稲田大学大学院 法学研究科 公法学専攻憲法専修 修了 修士(法学)
  • 早稲田大学大学院 法学研究科 公法学専攻憲法専修 博士課程 単位取得退学
  • 博士(法学)(早稲田大学)

経歴・資格

  • 法務省 司法試験委員(憲法)
  • BPO放送倫理・番組向上機構 放送人権委員会
  • 東京都目黒区情報公開・個人情報保護委員会会長

研究テーマ

憲法上の経済的自由権の研究
政治的自由と選挙権の研究
情報法制の理論と実務の研究
近代市民社会における個人の権利の研究

研究内容・現在の専門分野を目指した理由やきっかけ

私の専門は憲法ですが、学部時代に関心を持ったのは民法で、1970年代の土地問題でした。土地問題というと1980年代後半のバブル期のそれを思い浮かべるかもしれませんが、そのひとつ前のものです。法学部の講義の中でその問題を熱心に論じられる先生がいらして、そのご講義に触発されました。偶然から大学院に進学することになり、当初は民法を専攻しようと考えていたのですが、それではその先生のご研究のコピーにしかならないと考え、土地問題に関心を向けていなかった憲法を選んだのでした。それが、経済的自由権研究を志した理由です。そこには近代社会とは何かという難問が伏在していたことも、考える楽しみを与えてくれたからです。

目指す教育

学部の必修講義の憲法でも、ゼミでも、私は常に学生の皆さんが「自分で考えて自分なりの答えを出すこと」を大切に考えています。もちろん、法律学は制度を前提にしていますから、その知識は不可欠ですが、とりわけ憲法学は世界観や政治状況等々と密接にかかわっており、試験で合格するための「正解」が存在しているわけではありません。憲法とは何かを踏まえて、自分で結論を探し、それを他の人と論じあうことが不可欠であると思います。それゆえ、300人の受講者がいる大教室での授業でも、学生間のやり取りを重視しています。適切な知識を持ったうえで、それをもとに自分で考えることができる学生を育てることが私の目指す教育です。

現在担当している科目一覧
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