学歴・学位
- 早稲田大学 法学部 卒業 学士(法学)
- 早稲田大学大学院 法学研究科 民事法学専攻(民法専修) 修了 修士(法学)
- 早稲田大学大学院 法学研究科 民事法学専攻(民法専修) 研究指導修了満期退学 博士(法学)
経歴・資格
- 公益財団法人かずさDNA研究所 利益相反マネージメントアドバイザー
- 国土交通省交通事故相談員総合支援事業 編集委員
研究テーマ
担保法制(特に保証制度)における関係当事者間の利害調整に係る法学的検討
研究内容・現在の専門分野を目指した理由やきっかけ
学部生時代は公務員になろうと考えており、自身の不勉強さを補うべく大学院(法学研究科)に進学しました。しかし、一方で、大学院での授業準備があまりに大変で公務員試験どころではなくなり、他方で、その授業の1つである「フランス法特殊研究」を担当されていた先生にご紹介頂いたフランス人研究者の講演会において、当時、フランスにおいて大きな議論となっていた「保証人の保護」に関する立法をめぐる問題などのお話しを伺い、研究への興味と保証(担保法制)への関心が生じたという具合です。それ以来、保証をはじめとした担保法制につき、保証人や担保提供者の保護を中心として、関係当事者間の利害調整のあり方について研究しています。
目指す教育
「法的思考ができる法的教養人」といったところかと思います。例えば、自動運転の車が人身事故を起こしたために被害者が損害賠償請求をするという問題を考える場合、損害賠償に係る法理論を理解し正しく運用できるだけでなく、自動運転の仕組みや保険制度のあり方、ひいては、道路整備等の都市政策のあり方など、多くの「教養」が必要となります。それゆえ、ゼミ生には、法理論および法的思考法の修得はいうまでもなく、“法運用に必要という視点”からの「教養」も身に付けてもらうべく演習計画を立てています(本ページ上部にリンクがあるゼミのウェブサイトをご参照下さい)。
現在担当している科目一覧