学歴・学位
- 東京大学教養学部教養学科卒業 学士(学術)
- 東京大学大学院総合文化研究科 修士課程 修了 修士(学術)
- ケンブリッジ大学大学院法学研究科 法学修士課程修了 法学修士(LL.M)
経歴・資格
- 総合海洋政策本部参与(2012年-2016年)
- 交通政策審議会海事分科会長(2015年~)
- 関税外国為替等分科会委員(2015年~)(関税分科会・企画部会長(2017年~)
研究テーマ
国際社会の紛争がどのような手続と理論構成によって解決されるのかに興味を持っています。国際裁判制度の発展が国際社会にもたらす意味や課題を検討しています。
研究内容・現在の専門分野を目指した理由やきっかけ
大学2年生の時に国際法と出会いました。国際社会の様々な問題を見るための一つの視点を与えてくれると感じ、興味を持つようになりました。その思いは今日でも変わっていません。現在の主要な研究テーマである国際裁判制度については、その発展の歴史が国際社会における戦争や武力による威嚇及び武力の行使の禁止のための国際法規則の発展と不可分であると考えています。国際裁判制度の研究は、国際社会の平和と安全を実現し、法の支配を実現していくために重要な意味を持つと考えています。
目指す教育
私のゼミでは、国際法と国内法の接点を意識して国際問題を考えることができる人を育成することをゼミの目的の一つとしています。国際法だけに興味を持つのではなく、国際法規則の実効的な履行のために国内法制度が不可欠であることを意識してほしいと思います。法学部の学生にとって、日本の国内法制度を十分に理解した上で、それらの法が国際問題とどのように関係があるのかを考えてほしいと思っています。したがって、国際法だけでなく、日本の法律もしっかり勉強するように助言しています。国際的な視点から日本の法制度を見ることができる人になることは、法学部出身者の国際的な活躍の重要な基盤です。
現在担当している科目一覧