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法学部生 公正取引委員会競争政策研究センターにてプレゼンテーション実施

法学部生 公正取引委員会競争政策研究センターにてプレゼンテーション実施
Posted
Mon, 09 Mar 2026

すでに本学部ホームページで既報のとおり、主専攻法学演習(経済法 中里浩ゼミ)に所属する法学部3年円城寺雷太さんは、2025年11月に京都大学で開催されました第2回全国法学部経済法研究フォーラムにて、「高校野球の転学制限と独占禁止法―転学を禁止することは生徒のためかー」を発表し、公正取引委員会競争政策研究センター(CPRC)特別賞のほか、大会参加者(121名投票)の投票数第一位に与えられる京都2025特別賞を受賞しました。

この受賞を記念し、2026年2月20日、公正取引委員会競争政策研究センター(CPRC)主催にて、ハイブリッド形式の発表会が開催され、円城寺さんも3人のプレゼンターの一人として招へいされました。

当日は、公正取引委員会青木玲子委員、泉水文雄委員、元委員の小田切宏之顧問(一橋大学名誉教授)、岩成博夫事務総長、藤井宣明政策立案総括審議官等の幹部職員が直接会議室で円城寺さんのプレゼンに耳を傾けたほか、公取委職員や経済法・経済学の研究者など多数の関係者がWeb参加する中、合計30分程度のポスター発表と質疑応答を実施しました。

公取委幹部や研究者からは円城寺さんの発表に対し、
▶高校野球の転学制限ではどのような市場で競争が制限されているのか
▶仮に短期間で転学を繰り返す学生がいた場合にどのような結論となるのか
▶プロ野球選手の移籍ルールと比べてどのような違いがあるのか
といった質問が次々に寄せられ、これらに対し、円城寺さんは堂々と回答を行い、これまでの学習成果を十二分に発揮することができました。
公取委幹部からは、「自分の大学3年生時代には想像もできないしっかりしたプレゼンだった」とのコメントも寄せられました。

発表後、円城寺さんは青木委員、小田切顧問、藤井政策立案総括審議官らとの少人数の意見交換会を行ったほか、2026年1月に虎ノ門へ移転を完了したばかりの公正取引委員会の新庁舎見学を行い、充実したイベントとなりました。

指導教員 中里 浩准教授のコメント

2025年11月の発表時にも感じたことですが、今回の公取委での発表・質疑を通じて、円城寺さんの取り上げた内容は独占禁止法の理論面にとどまらず、スポーツと独占禁止法という分野の中で、実務上の関心が極めて高いテーマであることが確認できました。
もちろん、今日の発表会は、独占禁止法の基本的学習や教室での発表、担当教員やティーチングアシスタントとの議論が結実したものです。そして外部の実務専門家・研究者との意見交換や専門分野特有の思考過程に触れることで、さらに今後の問題意識を様々な方向に深化させることが可能になります。円城寺さんが将来、研究者を目指すにあたり、今日の発表会は貴重な暗黙知となるでしょう。
円城寺さんが得た経験は通常の大学生活では得られないものであり、早稲田大学法学部でしっかり学習することの醍醐味でもあると感じます。私としては、引き続き、円城寺さんに限らず、自主性・学習意欲のある法学部生の能力が最大限発揮できるよう、しっかり環境を整えていきたいと思います。