学歴・学位
- 早稲田大学大学院 法学研究科 公法学専攻 修了 修士(法学)
経歴・資格
- 福島大学、東海大学、名古屋大学、一橋大学にて行政法等を担当。また、ドイツ・ボン大学等客員研究員、自治大学校講師、司法試験考査委員、国家公務員採用総合職試験試験専門委員など。
研究テーマ
リスク行政と法、科学技術と行政法、国家補償法
研究内容・現在の専門分野を目指した理由やきっかけ
災害などの危機管理や環境保全、食品安全などに関する科学の進歩や先端技術の開発は、私たちの日々の暮らしに大きな影響を与えています。それは良いこともあれば、残念ながら悪いことが伴うこともあります。私は、将来起こるかもしれない悪いこと(リスク)をできるだけうまく手なずけ、リスクを管理するために、法や行政がどのように取り組む必要があるのか、そして、仮にリスク管理を失敗し、事故などが発生した場合の責任問題について関心をもって研究しています。そのうち、国や自治体の役割が大きく、行政法の研究を始めました。
目指す教育
世の中の仕組みや制度にはうまく機能している部分もあれば、問題や課題を抱えている部分もあります。うまく機能しているのはなぜか。その一方で、問題や課題があるのはなぜか、そして、それを解決するためには何をどうしたらよいのか。このような問題発見と問いをできるだけはっきりさせて、そのうち、法・法制度で解決できるものは何かを考え、解決するための応用力をみなさんと一緒に高めていきたいと思っています。
現在担当している科目一覧