学歴・学位
- 早稲田大学大学院 法学研究科 修士課程 民事法学専攻 修了 修士(法学)
- 慶応義塾大学大学院 法学研究科 後期博士課程 民事法学専攻 単位取得中途退学
- 博士(法学、慶應義塾大学)
- University of Connecticut School of Law Phoenix Master’s Program in Insurance Law. Hartford, U.S.A. LLM in Insurance Law
研究テーマ
先端科学技術と法、リスクと法、交通と法、賠償と法
研究内容・現在の専門分野を目指した理由やきっかけ
SDGsの目標は「誰一人取り残さない」で実現することが重要ですが、わが国の地方では特に社会的課題が山積しています。例えば、公共交通は衰退し買物や通院が困難な高齢者数が増えています。自動運転バス等が導入されればこの問題はほぼ解決されるでしょう。そのためには、自動運転等の先端科学技術が社会に安心なものとして受け容れられる必要があります。数年前、香川県の小豆島で自動運転公道実験や三豊市でオンライン診療ドローン実験を実施した結果、先端科学技術に対する法規制のあり方を通じて社会受容性を高めることも法学の大きな役割の一つであると再認識し、「先端科学技術と法」の研究に一層取り組むようになった訳です。
目指す教育
まず、世界や日本の歴史、文化や芸術等を広く学び、法学の基礎科目をしっかり学習してほしいと思います。そのうえで、先端科学技術と社会の関係に関心を深め、高い規範意識と倫理観をもって、今後も発展し続ける先端科学技術のベネフィットとリスクのうち、リスクに対する法的手当を施しベネフィットの拡大に向けた法的対応を推進して社会の課題を解決し先端科学技術の社会受容性を高め人間中心の多様性のある豊かな社会を築くことに貢献するような人材の育成を目指していきたいと考えています。
現在担当している科目一覧