2018年9月21日
文学研究科、文化構想学部、文学部の学生のみなさまへ
文学研究科長
文化構想学部長
文学部長
本日、早稲田大学は、文学学術院に起こったハラスメント事案についての最終的な調査報告書などに基づき、さきに教員1名を解任したのにつづいて、さらに教員2名を訓戒としました。文学学術院ではこの事態を厳粛にうけとめ、学生のみなさんを再びハラスメント被害の不安に陥れることのないよう、次のような対策を講じます。
(1) 文学学術院教職員のハラスメント防止に関する意識改革のために研修プログラムを用意し、全員の受講を徹底します。
(2) 文学学術院内にハラスメント再発防止に関する検討委員会を設置し、学術院内のハラスメント被害の現況把握に努めるとともに、抜本的、かつ継続的実施を可能とするその再発防止策を検討します。
(3) 授業実施状況(授業回数、休講・補講状況など)を定期的に調査し、問題のある場合は適宜指導して、適正な学習環境を維持します。
(4) 大学院と学部の運営体制を見直し、とくに文学研究科における研究指導、文化構想学部のゼミおよび卒業研究、文学部の卒業論文演習などの指導に透明性を確保します。
以上