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2024年4月入学 塩田 梨乃さん
会計専修・財務会計情報専攻
Tue 24 Dec 24
会計専修・財務会計情報専攻
Tue 24 Dec 24
早稲田大学商学部から、五年一貫制度を利用して商学研究科修士課程へ進学。
奥村雅史先生の研究室で、内部統制報告書と財務情報の関連性を研究。
2025年修了予定。日本経済のインフラを担う金融関係に内定。



疑問を持つという視点が備わり、自身の成長を実感
就職活動が本格的に始まる学部3年次の5月頃に就職か進学に迷っていましたが、ゼミの先生から5年一貫制度についてお話を伺い、この制度で進学するチャンスが自身にもあるということを認識しました。
もともと「会計」という学びに興味があり、会計が現代社会に与える影響を学術的に理解したいという欲求があったので、先生や両親に相談した結果、進学することを決定しました。
5年一貫制度のメリットは2点あります。まず学びのスピードが速いという点です。
学部4年次から商学研究科が設置する授業を履修することができます。学部で学んだ知識を短期間で多角的に磨くことが可能です。
もう一つは、学費の負担が少ないという点です。入学金の免除や奨学金の給付を受けられたため、学業に集中して取り組むことができています。
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論文を批判的に読む能力が磨かれ、新たな視点が
現在、奥村雅史先生の研究室に所属しています。研究室では内部統制報告書と財務情報の関連性を研究しています。日本では内部統制に関する改訂が行われましたが、この改訂が内部統制制度の現状の問題を反映しているものになっているのかということを疑問に持ち研究を始めました。
研究を始めるまでは「世の中に出ている論文は全て正しい」というような認識を持っていました。しかし研究を進める中で論文を批判的に読む能力が磨かれ、「前提に不十分な点はないか、研究手法は正しいか」という視点で論文を読むことができるようになり、より会計への興味関心が深まっていきました。
今までになかった視点を持てるようになり、自分自身大きな成長を感じています。
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資本市場が動くのも、日本の成長も、その根源は会計
会計分野の最前線でご活躍されている奥村先生からお話を伺えるため、いまの世界の会計についてダイレクトに学ぶことができています。資本市場が動くのも、日本が成長していくのも、その根源は会計というお話をお聞きし、本当に興味を惹かれました。
さらに会計だけでなく統計など研究手法についてもご指導いただけるため、就職や博士課程への進学の際にも活かせる能力を日々学ぶことができています。
就職先は、日本経済のインフラを担う企業であるため、学術的な面に加え、実務的な面から会計や金融を学びながら、日本経済に貢献したいと考えています。
将来は、会計は世界の共通言語でもあるため、院で学んだ知識や考え方などを活かし、海外企業へ日本の魅力を伝え、海外勤務も視野に入れています。
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