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【360度映像で探検】早稲田のシンボル、『大隈記念講堂』

新型コロナウイルスの緊急事態宣言に伴い、現在本学もキャンパスに立ち入ることができません。

登校したくても登校できない学生の皆さん、早稲田大学のミュージアムなどに来たくても来られない皆さんに今回は、本学が誇る大隈記念講堂のバーチャルツアーを360度画像を交えてお届けしたいと思います。なお、現在教職員も立ち入ることができないため、今までに文化推進部が撮影した画像・映像を使用しています。必ずしも今をお届けするものではないことをご了承ください。
 

もしキャンパスを俯瞰するなら…

「VRキャンパスツアーで早稲田を体感」記事をご覧ください。
早稲田キャンパスと戸山キャンパス内は、VRキャンパスツアー可能です!大隈記念講堂内も紹介されていますが、今回の記事では大隈記念講堂をより詳しく、また興味深くご紹介していきたいと思います。

写真をクリックすると、「VRキャンパスツアーで早稲田を体感」記事が開きます

 

1.大隈記念講堂全景

大隈記念講堂は、皆さまご存知のとおり、早稲田大学のシンボル的な建物です。

早稲田キャンパスに所在し、建物番号は21号館。1927年(昭和2年)10月15日に竣工したゴシック様式の地下1階、地上3階の建物で、地下には小講堂が、地上階には大講堂が配置されています。左側に見える時計塔は全高約38m(125尺)であり、これは本学創設者の大隈重信が提唱した、『人生125歳説』にちなんでいます。講堂の設計・建設にあたったのは、佐藤功一(本学建築学科の創設者・日比谷公会堂など設計)、佐藤武夫、内藤多沖(耐震構造の父・東京タワーなどの建設に携わる)など。
1999年に東京都選定歴史的建造物に認定された後、2007年には重要文化財(建築物)に指定されました。

歴史的な価値を持った大隈記念講堂は本学の誇りであり、早大生にとっては心のよりどころともいえるでしょう。

 

2.大隈記念講堂入口

講堂の正面入口は、全部で4箇所。右手の3箇所はいずれも大講堂に入るためのもので、左側の1箇所は地下の小講堂に向かいます。右手3箇所の入口にはいずれも鉄扉(2枚ずつで計6枚)が取り付けられており、とても重くて開けるのが大変です。鉄扉には大隈家の家紋である「裏梅剣花菱」の意匠が施されている他、鉄扉1枚ごとに「W」「A」「S」「E」「D」「A」のいずれかがデザインされ、全体で「WASEDA」となるようになっているなど、早稲田愛に溢れています。

なお、「裏梅剣花菱」については、鉄扉の他にも色々なところにデザインされており、それらを探すのも楽しいですよ。

 

3.大隈記念講堂1階ロビー

講堂の外扉は3箇所ですが、大講堂の入口は4箇所です。入口ロビーの様子は、360度画像でご覧ください。画像をクリックすると動きます。マウスやタッチ操作でグリグリ動かすこともできますよ。

 

4.大隈記念講堂回廊

ちょっと寄り道です。講堂左脇の小道から大隈ガーデンハウス(学生食堂)に向かいながら右側を見ると、大隈記念講堂の回廊が見えます。奥の貴賓室に向かう道なので、普段は通行できません。
この回廊は、対面側に広がる大隈庭園との調和を図るためにロマネスク様式が採用されていますが、回廊の途中には、なんと大隈重信の銅像があります。

この大隈銅像は、実はキャンパス内に設置された初代の銅像になりますが、衣装が大礼服(文官としての正装)であり、政治色の強い衣装は本学にはそぐわない(「学問の独立」)といった意見などから、キャンパス内の大隈銅像が1932年に現在のものに変更され、ここに移設されたという経緯があります。

 

5.大隈記念講堂貴賓室

回廊を進んだ先の扉を開けると、そこは貴賓室です。大講堂で講演を行う賓客などの控室になります。会議用のテーブルが用意されているので、少人数での会談や打合せもできるようになっています。

この貴賓室には沢山の著名人も来室されており、例えば以下のような方々が挙げられます。

1937年 ヘレン・ケラー(アメリカ・教育家)
1957年 ネール(インド・首相)
1962年 ロバート・ケネディ(アメリカ・司法長官)
1979年 フンベルト・フォン・カラヤン(オーストリア・ベルリンフィル終身指揮者)
1993年 ビル・クリントン、ヒラリー・クリントン(アメリカ・大統領夫妻)、江沢民(中国・国家主席)

ここに挙げた以外にも沢山の世界の偉人が時を過ごした大隈記念講堂。そのような方々と空間を共有できる講堂と考えると、とてもワクワクしませんか?この貴重な空間は、是非360度画像でご覧ください。

 

6.大隈記念講堂大講堂(1階席)

いよいよ、大講堂の1階席に入ります。

大講堂の1階席は637席あります。各座席には収納可能な机の他、同時通訳端末や有線LANの情報コンセントが装備されています。これらの近代装備は、2007年に完了した講堂の大規模改修工事の際に設置され、もちろん講堂内にはWiFiも完備。プロジェクターによる大画面の映像投影も可能となっており、授業・講演会・演劇・ダンス・映画などなど…多目的な利用が可能なのは言うまでもありません。
ちなみに、この改修工事は本学の創立125周年記念事業の一環として行われたものなのですが、ご賛同いただいた寄付者のお名前のプレートが、1席に1名ずつ貼られています。

 
また、講堂天井を見上げると、楕円形の採光窓が見えるのですが、この採光窓は太陽系を表現しています。なんと大隈記念講堂には宇宙があるのです。中心に太陽、周囲に月・星のモチーフ(九星)。講堂の内と外、早稲田大学と世界との融和を象徴したものとなっています。
実は、講堂天井には、2019年にも大規模耐震工事が行われましたが、工事前と工事後の天井の様子について、肉眼では全く違いが分からないほど精巧に仕上げられています。この耐震工事については、「TOPICS 2019 vol.9 早稲田のシンボル 大隈記念講堂が3回目の改修工事」をご覧ください。

 

7.大隈記念講堂2階ロビー

講堂内両脇の階段を上がっていくと2階ロビーに到達します。大隈記念講堂に来たことがある人でも、2階席に入る機会は少ないかもしれませんね。採光窓がとても綺麗です。

 

8.大隈記念講堂大講堂(2階席)

さて、大講堂2階席の内部です。この2階席正確には、傾斜の関係で「2階232席」 と「3階252席」に分かれるのですが、一続き構造なので「2階484席」と表記されることが多いかと思います。大講堂の総座席数は、 1,121席ということになるので、1学部の1学年がほぼ収容できることになります。

2階席は流石に舞台からは遠くなりますが、それでも最前列は1階席の中程に当たるので、かなりの臨場感を得ることができます。

 

9.大隈記念講堂時計室

ここからは、更に階段を上ります。左側の写真どこか分かりますか?

ここ、時計塔の時計の内部です!右側の写真の時計の内側です。通常ここに立ち入ることはできませんが、大学が行うキャンパスツアー(新型コロナウイルスの影響で当面休止中)に参加いただくと、ルートに入る場合もあります。何かもっと大仕掛けな機械が入っているように思いますが、現在はとてもコンパクトに収まっています。

 

10.大隈記念講堂鐘楼

ついに終点にたどり着きました。時計塔の最上段。現在、ここは特別に許可を得た人でないと入れません。

写真の鐘は米国ボルティモアのマクレエン社からパナマ運河を経由して運ばれました。大小4つの鐘で奏でるハーモニーは、ロンドン・ウエストミンスター寺院と同じ方式です。鐘の鳴る時間8・9・12・16・20・21時の1日6回。本学の始業・終業時間に合わせたものであると言われています。

この鐘の音は、以下の再生ボタンを押せば聞けますよ。是非お試しください。

 

締めくくりとして、この時計塔から撮影した360度映像2点をご紹介します。この映像は、いずれもYouTubeの早稲田大学文化推進部チャンネルに以前アップしたものです。普通には人間が立つことができない視点から撮影した不思議な映像ですよ。

これ以外にも、文化推進部チャンネルには、文化推進部が主催したイベントを中心として色々な動画を紹介しています。これらは、学生みなさんが企画した、または学生のみなさん自身が主役として演じる映像がほとんどです。新型コロナウイルスが終息した後、みなさんが日頃目にする風景といえるかもしれません。是非ご覧になってみてください。

 

著作:早稲田大学文化推進部文化企画課

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