中野区・早稲田大学文化交流事業 早稲田大学交響楽団「Maple Concert 2018」
11月18日(日)、中野区にある文化施設「なかのZERO」にて、早稲田大学交響楽団「Maple Concert 2018」が開催されました。
このコンサートは中野区と本学との文化交流事業として企画され今年で9回目を迎えました。なかのZEROホールには開場前から多くの人の列ができ、コンサートは大盛況となりました。
またコンサートの関連企画として、早稲田大学交響楽団による小学校での出張コンサートを開催しており、当日は小学生の来場者も多くありました。普段聴くことのできない大編成オーケストラの迫力を肌で感じ、楽しんで聴いている様子が印象的でした。(出張コンサートの様子はこちら)
プログラム前半は、ドイツ古典派の作曲家ハイドンの「交響曲第104番 ニ長調『ロンドン』Hob.1 104」、同じくドイツロマン派の作曲家ブラームスの「悲劇的序曲 作品81」と続き、早稲田大学交響楽団に受け継がれる重厚な音色と様式感によって、ドイツ音楽の魅力を存分に堪能することができました。後半はデュカス作曲「『魔法使いの弟子』ゲーテのバラードによるスケルツォ」、そしてストラヴィンスキーの名作「春の祭典」が演奏され、コンサートは華々しく締めくくられました。ディズニー映画『ファンタジア』でもおなじみの楽曲「魔法使いの弟子」では、箒が動き出す様子や水があふれる様子などが色彩豊かに描写され、「春の祭典」では楽曲の持つ躍動感や刺激的なリズムやハーモニーに魅了されました。アンコールには中野区発祥の歌「たき火」が演奏され、お客様の中にはオーケストラの演奏とともに、メロディーを口ずさむ方もいらっしゃいました。
ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。このコンサートを通して今後さらに、中野区と早稲田大学との連携を深めていきたいと思います。来年のMaple Concert もどうぞご期待ください。詳細は決まり次第「早稲田文化」WEBサイトでお知らせいたします。
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早稲田大学文化企画課
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