革新的エネルギー・ネクストを切り拓く
早稲田大学のナノ・エネルギー研究
早稲田大学ナノ・エネルギー研究拠点の小柳津研一教授率いる高分子化学研究室は、機能性高分子研究分野において、革新的な研究を続けています。その最新の研究内容を動画(英語)で紹介します。
ナノ・エネルギー拠点(ユニット)は、文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援事業」として取り組んでいるWaseda Goes Globalのプロジェクトを推進する7つの研究拠点の一つです。それぞれのユニットは、早稲田大学の国際的取組みを推進する拠点となるべく、学生・教員・研究者間において幅広い国際的ネットワークづくりに取り組んでいます。
動画では、小柳津教授が、機能性高分子の多様な用途、高分子を用いたフレキシブルで折りたためる有機蓄電池や、充電量に応じて色が変化する蓄電池材料の開発など、最近の画期的な研究成果の概要を紹介しています。
この研究室では、電池の技術革新に加え、水素を安定かつ可逆的に貯蔵できる高分子を発見しました。水素は、次世代のクリーンエネルギーとして期待されていますが、安全な貯蔵技術が必要不可欠であり、この研究成果は、世界的規模でのエネルギー問題の解決に向けた大きな一歩となりました。
ナノ・エネルギー拠点は、機能性高分子の可能性を見出すことによって、革新的科学技術を応用し、地球規模の課題解決に向け、これからも挑戦していきます。