宮城淳氏のご逝去をお悔やみ申し上げます
早稲田大学スポーツ功労者、元教授の宮城淳氏が2月24日にご逝去されました。
宮城氏は、本学で20年の長きにわたり教鞭をとられ、本学のスポーツの推進に努めました。日本テニス協会専務理事などの要職をも務め、スポーツの振興にも長年尽力され、1955年には日本スポーツ賞、1985年には日本テニス協会特別栄誉賞を受賞されました。
また、テニスプレイヤーとしては、1955年の5月に日本で初めて行われたデビスカップアジアゾーンで優勝し、同年8月に行われた全米テニス選手権では男子ダブルスに加茂公成氏とペアを組んで出場し、日本人による4大テニス大会での初優勝を果たしました。
本学はその多大なる功績を称え、2012年4月に早稲田大学スポーツ功労者(※)として表彰いたしました。
謹んでお悔やみ申し上げます。
早稲田大学スポーツ功労者について
創立百周年を記念し、スポーツの振興に顕著な功績のあった校友を表彰することを目的として、1982年10月に『スポーツ功労者表彰規程』を制定しました。これに基づいて、永年にわたりスポーツ界に貢献した70歳以上の者で、且つオリンピック大会3位以内の入賞者・世界選手権大会3位以内の入賞者・世界記録樹立者・国際的功労者およびこれに準ずる国内的功労者のうちいずれか一つに該当する者の中から適当と思われる者を選定し、表彰しています。