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血液がん診断を正確かつ簡便に

血液がんを正確かつ簡便に診断できる画期的なバイオマーカーを発見

CREB3L1遺伝子の発現量で骨髄増殖性腫瘍を判定〜

概要

順天堂大学大学院医学研究科血液内科学の小松則夫 教授、輸血学研究室の森下総司 助教、理化学研究所予防医療・診断技術開発プログラムの林崎良英 プログラムディレクター、伊藤昌可 コーディネーター、川路英哉 開発ユニットリーダー、早稲田大学大学院先進理工学研究科修士課程(研究当時)の山𦚰紗耶氏らの共同研究グループは、骨髄増殖性腫瘍患者の血小板由来RNAの網羅的な遺伝子発現解析を行った結果、CREB3L1遺伝子が骨髄増殖性腫瘍患者で特徴的に高い発現をしていることを発見しました。この遺伝子の発現量をバイオマーカーにすることによって、骨髄増殖性腫瘍の診断が正確かつ、容易になるため、今後の新たな診断法や治療法への応用が期待されます。本論文は日本癌学会の機関誌Cancer Science誌のオンライン版に2020年12月22日付で公開されました。

本研究成果のポイント

骨髄増殖性腫瘍患者の血小板RNAを用いた網羅的遺伝子発現解析を実施

CREB3L1遺伝子が、骨髄増殖性腫瘍患者で高発現していることを発見

CREB3L1遺伝子発現量を測定することによる、新たな診断法の確立へ

【図:本研究の概要】 骨髄中の巨核球を取り出して解析することは、専門性の高さ、採取難度、侵襲性の高さなどから困難である。血小板は巨核球より産生され、末梢血から容易に採取できる。血小板中の遺伝子の発現を解析することによって、骨髄中の巨核球の遺伝子発現を間接的に解析できる。今回発見したCREB3L1は骨髄増殖性腫瘍に特異的に高発現しているため、ひとつの遺伝子の発現量を調べるだけで骨髄増殖性腫瘍の診断が可能になる。

詳細はプレスリリース(以下のURL)よりご確認ください。
https://www.juntendo.ac.jp/news/20201223-01.html

論文情報

タイトル: CREB3L1 overexpression as a potential diagnostic marker of Philadelphia chromosome-negative myeloproliferative neoplasms
タイトル(日本語訳): CREB3L1の高発現はフィラデルフィア染色体陰性骨髄増殖性腫瘍の新規診断マーカー候補である
著者:Soji Morishita, Hajime Yasuda, Saya Yamawaki, Hideya Kawaji, Masayoshi Itoh, Yoko Edahiro, Misa Imai, Yasushi Kogo, Satoshi Tsuneda, Akimichi Ohsaka, Yoshihide Hayashizaki, Masafumi Ito, Marito Araki, and Norio Komatsu
DOI: https://doi.org/10.1111/cas.14763

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