春学期の授業の進め方について

2020年度の春学期の授業の進め方について

2020年4月1日
早稲田大学総長 田中愛治

早稲田大学の新入生・在学生の皆さんへ

現在、日本を含む世界に混乱をもたらしている新型コロナウィルス感染症拡大の状況を鑑みまして、早稲田大学は次の4点を決定したことを、お知らせいたします。

1.2020年度春学期(セメスター/クォーター)の授業は、5月11日(月)から開始いたします。

注:人間科学部通信教育課程、および大学院専門職学位課程の法務研究科と経営管理研究科は例外がありますので、各箇所事務所より別途案内いたします。

2. 各学部、大学院の各研究科のオリエンテーションは、原則としてインターネットを通してオンラインで行っており、科目登録も引き続きオンラインで行います。詳細は、各学部・研究科のホームページをご覧ください。

3.2020年度春学期(セメスター/クォーター)の授業は、原則としてインターネットを通してオンラインで行います。

4.インターネットを通したオンラインでの授業を受講する際には、以下のURLに記載する環境を用意する必要があります
(参考URL: http://www.waseda.jp/navi/wsdmoodle/doc/wm-1ststep-st_j.pdf)。

本来は、学生の皆さんと顔を合わせて授業する機会があることが望ましいと思います。それにもかかわらず、以上の決定をした理由は、日本、特に東京における新型コロナウィルス感染症拡大の状況の悪化があり、先行きが不透明で、最悪の場合には、外出禁止を要請する緊急事態宣言が発令される可能性もあるためです。また、多くの新入生と在学生が現時点で海外に居り、日本への帰国または入国が困難な状況が続いております。早稲田大学は、国際連合のSDGsの”No one will be left behind.”の理念に沿って、できる限り多くの学生が教育を受ける機会を持てるように、努力すべきだと考えているからです。新学年度に学生の皆さんと会わないまま、オンラインでの授業になることは好ましいことではありませんが、現在の危機的な状況を考えますと、皆さんが早稲田大学の学生としての自覚に基づき、学問を学ぶことに励んでくだされば、必ずや、この困難を乗り越えていけると信じております。

皆さんは、今後入学する、もしくは在籍している学部・研究科からの指示をメール並びにホームページで確認して、いつどの場所で授業を受けるか(ご自分の自宅か、キャンパスのある地域か)、移動をするべきか今の場所に留まるべきかなどを、冷静に判断し、かつ適切に行動してください。必ずしも早稲田に居なくとも、授業を受けることはでき、学問を深めていくことは可能です。皆さん一人ひとりの行動が、早稲田大学が世界で輝くための礎となっていきます。ご理解とご協力をお願いいたします。

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/top/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる