2005年6月28日、早稲田大学8号館106教室において、マイクロソフトコーポレーション会長兼チーフソフトウェアアーキテクトのビル・ゲイツ氏に、名誉博士学位を贈呈いたしました。
贈呈式は、本学学生、教職員、各マスメディアの方々が見守る中、盛大に執り行われました。名誉博士学位贈呈後の記念講演で、氏は「今の学生たちが世の中をよりよくするために何ができるかに期待をかけています。この名誉博士号の授与に際してはマイクロソフトの日本における功績を認めて頂けたこととともに西和彦さん(本学校友 ASCII創業者)をはじめとする偉大なパートナーにお世話になりましたことを改めて思い起こし、日本において今後ともお役に立てますよう、大きな夢を実現するためにコラボレーションをひきつづき邁進して参ります」と講演されました。
ビル・ゲイツ氏
マイクロソフトコーポレーションの会長兼チーフソフトウェアアーキテクト。本名ウィリアム ヘンリー ゲイツ 三世。氏は、1955年10月28日、ワシントン州シアトルで生まれた。1973年にハーバード大学に入学し、その在学中、プログラミング言語Basicを初代マイクロコンピュータであるアルテア向けに開発し、1975年(大学3年次)には、幼友達のポール・アレン氏と共にマイクロソフトコーポレーションを創立した。
氏はパーソナルコンピュータ向けソフトウェアの専門家であり、これらの領域において系統的で創造的な業績をあげ、ソフトウェア業界の急速な発展に多大な貢献を果たしている。