過去・現在・未来をつなぐ早稲田大学歴史館がオープン

場所: 早稲田大学1号館、早稲田大学歴史館  撮影: 2018/3/19

早稲田大学1号館に歴史館が開館しました

常設展示「進取の精神」エリア

総合案内やミュージアムショップが入り、入学案内をはじめ各種パンフレットやオリジナルグッズを取り揃えています

気軽にお楽しみ頂けるカフェスペース

3月20日、早稲田大学のキャンパス内に3つ目の博物館が誕生しました。坪内博士記念演劇博物館會津八一記念博物館に続いて、新たに開館したのは、1号館1階に建てられた「早稲田大学歴史館」です。早稲田大学ではキャンパスそのものをミュージアムにすることを目標に掲げており、その目玉となる施設です。

歴史館では、本学の歴史に関する資料や情報を多数取り揃えています。過去だけではなく、現在、未来と、来館者がそれぞれの関心に応じて新たな発見ができるよう、多様な切り口となっています。デジタル媒体も活用し、斬新な展示も行っています。テーマ展示や企画展示等を次々と打ち出して、展示内容も随時更新していきます。何度も訪れたくなるような知的刺激に満ちた施設としていきます。

館内は常設展示の3エリア(「久遠の理想」「進取の精神」「聳ゆる甍」)や、企画展示ルームのほか、映像プログラムを視聴できるシアタールーム、早稲田の歴史を調べることができるリサーチルームにより構成されています。また、早稲田グッズショップやカフェを併設し、いつでも立ち寄って楽しめるミュージアムになるよう、工夫されています。

歴史館の企画展示ルームでは開館記念として「東京専門学校に集った学生たち -在野精神の源流-」という企画展を開催しています。在野の志を胸に、若者たちが担った都の西北の出発点を振り返ります。新進の知識人・小野梓と、彼を慕う若者たちが立ち上げたのが早稲田大学の前身となる東京専門学校です。明治十四年の政変で政府を追われた大隈重信の庇護のもと、「謀反人の学校」ともみなされたこの学校を、あえて選んだ学生たちがいました。創立当初の学生たちにスポットをあてた開館記念企画展です。創立期の状況、初期の講義、学生の生活などを貴重な資料とともに在野精神の源流を辿ります。

本学の過去・現在の資料を取り揃え、未来に向けて形とした歴史館に、是非お立ち寄りください。(ま)

開館記念企画展「東京専門学校に集った学生たち -在野精神の源流-」

会期:2018年3月20日(火)~4月22日(日)10:00~17:00 (3月20日(火) は14:00からご覧いただけます)
休館日:3月21日(水・祝)、4月4日(水)、4月18日(水)
会場:早稲田大学歴史館 企画展示ルーム(早稲田キャンパス1号館)
入場無料
主催:大学史資料センター
お問い合わせ先:大学史資料センター 042-451-1343

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