広島大学と大学間交流に関する包括協定を締結

1月24日(水)、早稲田大学と広島大学は両大学の研究教育の発展充実を目指し「早稲田大学と広島大学との大学間交流に関する包括協定」を締結しました。本協定は、両大学における教育研究資源を活用しつつ、部局の枠を超えた大学間の積極的な連携協力を推進することによって、我が国の教育・研究の一層の進展に資することを目的としたものです。

協定書への調印後、握手を交わす鎌田薫早稲田大学総長(左)と越智光夫広島大学長(右)

協定書調印式において、越智光夫広島大学長は、「今後は、本協定に基づき教育プログラムの共同開発や研究プロジェクトの相互実施などを相互補完的あるいは相乗的に利活用し、両大学の教育研究力の向上を図りたい」と期待を述べました。また、鎌田薫早稲田大学総長は、「両大学ともそれぞれに徹底した教育改革と国際化を推進し、大学のガバナンスを強化しており、本日の協定締結を契機に、両大学が互いに刺激し合って大学改革をさらに強力に推進していくことができると確信している」と抱負を述べました。

広島大学と早稲田大学はともに、文部科学省の「スーパーグローバル大学創生支援事業」のタイプA(トップ型:世界ランキングのトップ100を目指す力のある大学)に採択されています。また、両大学は2016年度より、文部科学省「大学入学者選抜改革推進委託事業」(理数分野)において、連携して事業に取り組んでいます。

今後、電力・エネルギー系分野における共同教育・共同研究の実施が予定されていますが、共同の教育・研究プロジェクトの推進、学生の相互交流、FD(ファカルティ・ディベロップメント)やSD(スタッフ・ディベロップメント)をはじめとした教職員の相互交流、施設の相互利用なども検討、実施していく予定です。

今回の包括協定締結を契機に、今後連携内容が発展的に展開し、両大学の学生・教職員が刺激し合うことによって、相互に教育研究を発展していくことが期待されます。

両大学の特色

広島大学は、新しい平和科学の理念「持続可能な発展を導く科学」を確立し、多様性をはぐくむ自由で平和な国際社会の実現をミッションとして掲げています。2017年4月には新長期ビジョン「SPLENDOR (Sustainable Peace Leader Enhancement by Nurturing Development of Research) Plan 2017」を発表、建学の精神「自由で平和な一つの大学」に則り、教育・研究・医療及び社会貢献の活動を通じて、多様性を育み自由で平和な国際社会の構築に貢献しています。これまで以上に、人間、社会、文化、食料、環境、自然の持続性に関連するすべての既存の学問領域を包含し、平和の構築に限りなくチャレンジし、働きかける新しい平和科学の理念「持続可能な発展を導く科学」の創生を目指した活動を展開し、100年後にも光り輝く大学としての責務を果たすことを目標としています。

早稲田大学は、アジアのリーディングユニバーシティとして世界へ貢献し続けるために、創立150周年(2032年)に向けた中長期計画「Waseda Vision 150」を掲げています。日本屈指の私立総合大学として、国内外の産官学との連携によりダイナミックな頭脳の国際的流動の中で教育・研究の質を飛躍的に向上させ、国際水準で学修の機会を提供し、世界に貢献する高い志と人間力・洞察力を持った多様なグローバルリーダーをより一層輩出すべく、教育研究環境や体験的活動の充実など人間力向上のための施策を強化しています。

 

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/top/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる