起業家マインドを持つ学生ら、東京に集結! 「Beyond 2020 NEXT PROJECT」キックオフ

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学生が企画・運営する起業イベント

2017年 8月18日、東京丸の内にある「TOKYO創業ステーション STARTUP HUB TOKYO」にて、WASEDA EDGE-NEXT主催、早稲田大学イノベーション教育プログラム共催、NEWRON株式会社協力のもと、WASEDA EDGE-NEXT参加学生が企画・運営する起業イベント「Beyond 2020 NEXT PROJECT」キックオフイベントが開催されました。
学生主体のイベントを通じて、学生の起業家マインド醸成の一助とすると共に、起業を目指す全国の学生が東京に一同に集まる機会を提供し、同世代、世代間の幅広い起業人脈形成を促進することで、イノベーションやスタートアップを加速させ、将来の日本に貢献する人材の育成を目指します。

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WASEDA EDGE-NEXTとは

WASEDA EDGE-NEXTとは、早稲田次世代アントレプレナー育成事業のことです。「グローバル・リーダー」、「地域貢献」 を体現するアントレプレナー人材のすそ野拡大に向けた「Future-EDGE 人材」と、実際の起業・新規事業創出 に向けた「EDGE-NEXT人材」を文理融合で養成することを特徴としています。2017年7月10日には、文部科学省平成29年度次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXT)に、早稲田大学を主幹校とし、滋賀医科大学、東京理科大学、山形大学を協働機関、多摩美術大学、富山県、株式会社本田技術研究所、一般財団法人大川ドリーム基金ら31機関を協力機関とするコンソ―シアム「EDGE-NEXT人材育成のための共創エコシステムの形成」が採択されています。(詳しくは「本学を中心に35の国内外の大学・企業・自治体が連携し、グローバルリーダー、地域貢献を体現する起業人材を育成」を参照)

Beyond 2020 NEXT PROJECT開催

会場には70人強の参加者が集まり、活気ある雰囲気で会は始まりました。はじめに、主催者挨拶として、早稲田大学副総長の橋本周司教授から挨拶がありました。橋本教授は、「今年、文科省平成29年度 EDGE-NEXT事業の採択が決まりました。その活動の中で、このように全国の志ある学生の誰もが参加でき、東京に一同に集まり、諸先輩方の起業精神を知り、一生の友をつくり、起業を目指す、そのような場があることを本当に嬉しく思います。この中から社会に飛び出す人材はもっともっといるだろうと思っているし、黙っていないで積極的に話していくことが大事。ぜひ頑張ってほしいと思います」とイベント開催について祝辞を述べられました。

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早稲田大学副総長の橋本周司教授

その後、EDGE-NEXTの推進担当でもある文部科学省科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課課長 坂本修一氏より来賓挨拶がありました。坂本氏は、「産業界からのベンチャー企業への期待とエコシステム形成に向けた取組み」と題し、新たな価値やビジネスをつくる場としての「文部科学省次世代アントレプレナー育成プログラムEDGE-NEXT」について熱く語りました。また、イノベーション競争の先駆者の言葉を用い、イノベーションの必要性や価値について学生にメッセージを投げかけました。さらに、「Beyond 2020 NEXT PROJECT」 会場で学生の発表や討論を笑顔で見守り、その後、以下のようなメッセージを寄せています。「このようなイベントの場を活用してぜひ優秀な先輩方を見習ってほしいと思いますし、EDGE-NEXTによって個性と個性がぶつかり合い、志をもった仲間を得てほしいと思います。そして我が国の社会変革へ向けて、新しい人材にとして飛び出していってほしいと思います。若い方々のエネルギーに期待をしています」。

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文部科学省課課長 坂本修一氏

起業家しくじり先生

第一部では、株式会社メディアフラッグ代表取締役社長・福井康夫氏、Kカンパニー株式会社代表取締役社長・喜多埜裕明氏、ビットバンク株式会社代表取締役CEO・廣末紀之氏による講義がおこなわれました。講義は約60人の学生が12グループ4-5人のチームに分かれ、参加型で行われるもので、講師の起業に至るまでの背景を学びながら、起業時の挫折、困難だった経験を知ることで将来の教訓を得るというものです。「起業家しくじり先生」と銘打たれた本パネルディスカッションは、講師がしくじり先生となって学生に質問を投げかけます。1分のシンキングタイム中に、グループで答えをディスカッションし、その答えをスケッチブックに書き高くかざすことで講師に答えを伝えます。講師は各チームの答えを読みながら話を進め、学生と講師がインタラクティブにやり取りを行いながら講義は進行しました。

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株式会社メディアフラッグ代表取締役社長・福井康夫氏

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Kカンパニー株式会社代表取締役社長・喜多埜裕明氏

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ビットバンク株式会社代表取締役CEO・廣末紀之氏

最初に登場した福井康夫氏は、流通業の発展に寄与することで、社会性ある事業を創造しています。「赤字は何年続いたか」等のしくじり「質問」を述べ、会場を盛り上げました。また、社長としての覚悟、信念、志などについて熱く語り、参加学生は聞き入りました。

次に登場した喜多埜裕明氏は、ネットビジネスにおけるデータ活用とビジネスチャンスを提供しています。「新ビジネスを生み出す」ものは、提供者から受益者に対し、興味、関心、便利、お得が必要になると語りました。また「SINGULARITY (シンギュラリテイ:人工知能が人類を超える日)」についても述べ、「新ビジネスを生み出す」には、3つの要素として、「日常でこれって不便と思うものを解決したいと考える」、「トレンドを読む→AI、IoT」「多くの人が使うサービスを考える」ことが重要と語りました。

3番目に登場した廣末紀之氏は、ビットコインなどの仮想通貨の健全な普及を目指しています。「ビットコインについてメディアが悪く言う中で、自分は逆に千載一隅のチャンスと考え創業しました。みんなが悪と思っていることこそ、間違った認識をしていることこそ、動物と同じで生存の戦略からして、チャンスがあると考える。そういうのは自分の目で正しさを確かめることが必要。それがビジネスセンスということ」と起業したサービスについての信念とセンスを述べました。

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ディスカッションする受講学生

イノベーション特別講義

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株式会社エアークローゼット代表取締役社長・天沼聰氏

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ispace inc. Founder & CEO・袴田武史氏

第二部では、株式会社エアークローゼット代表取締役社長・天沼聰氏、ispace inc. Founder & CEO・袴田武史氏による特別講義を通して学びました。天沼聰氏は、国内最大級のファッションレンタルプラットフォームを運営しています。自社が「ブランド各社と消費者の懸け橋となること」「お客様を「満足させる」ではなく「感動させる」こと」を実現させるために「なりたいかっこいい自分をイメージ」「とにかく行動してみる」等、多くのメッセージを送りました。そして起業には「実現したい未来をどれだけ本気で実現しようとしているか」が重要であり、「101%の365乗」は37倍、毎日1%ずつ前進することの努力について語り、学生たちは熱心にメモをとっていました。

袴田武史氏は、月面探査の国際賞金レースGoogle lunar XPRIZEの日本唯一の参加チーム「HAKUTO(ハクト)」を率い、宇宙の資源開発に挑んでいます。袴田氏は、小学生の頃に見たスターウォーズで宇宙に興味を持ち、宇宙開発に関する概念設計、商品企画の分野にかかわりたいと海外の大学に飛び出し、起業をしています。これまで宇宙に関する事業は国で担っていましたが、アメリカでは現在、宇宙産業に関する民間企業が台頭し、車と同様、宇宙産業の開発も、民間がやるようになると未来展望を述べました。そして、「意見がわれるところにイノベーションがある、自分自身が実現すると強く思うこと、世の中で動いていることを見極めること」の重要性を述べました。

その後、天沼氏と袴田氏をベンチャーキャピタル経営者と設定し、10分間でディスカッション、各グループ30秒のビジネスアイデアピッチを行うというグループセッションを行いました。

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「JAPAN MOVE UP」公開収録の様子。株式会社東京ヘッドライン代表取締役社長・一木広治氏(左)・Dream Ayaさん(右)

第三部では TOKYO FM の「JAPAN MOVE UP」公開収録として、株式会社東京ヘッドライン代表取締役社長・一木広治氏が「Beyond 2020」をテーマにして、「2020 年を越えて日本を元気に!」していく思いを語りました。ゲストにはE-GIRLSのリーダーをつとめ今後は新たな立場でのチャレンジをしていくDream Ayaさんが登場され、今後の活動やキャリアについて熱く語られました。また、会場に集まった学生とコミュニケーションをとり、和やかな雰囲気の中収録が行われました。

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収録後の記念撮影

EDGE-NEXTへの思い

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WASEDA EDGE-NEXT 事務局長の朝日透教授

最後に、早稲田大学理工学学術院・WASEDA EDGE-NEXT 事務局長の朝日透教授から閉会の挨拶がありました。朝日教授は、「EDGEの時は早稲田大学だけのプログラムでしたが、EDGE-NEXTは早稲田大学を主幹校とし、滋賀医科大学、東京理科大学、山形大学を協働機関とし、30以上の機関と連携している。これは出会いやチャンスに大きな違いがあるということ。自分たちの世代は中年世代と呼ばれているが、講義やクラブ、サークルで知り合った仲間たちと今もつながっている。学生たち諸君もこのプログラムを通して、何十年後の核となるものをつくっていってほしい。今日は学部から博士課程の学生たちの交流によって素晴らしいイベントになった。本当に素晴らしい会になり、とても嬉しく思います。そして今後ともぜひ仲間と共に社会のイノベーションを目指して、頑張ってほしいと思います」と熱く語りました。

その後、会場全員で記念撮影をし、最後まで賑やかなムードのまま会は閉幕しました。

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みんなで記念撮影!

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