早稲田大学は、次の時代を創るリーダーのための「共創の場」として、2017年7月18日（火）より WASEDA NEO 事業を開始しました。WASEDA NEOでは、従来型の知識提供に偏向したスタイルではなく、大学・企業・自治体・海外機関などの知恵を集めて社会課題の解決に取り組み、イノベーション創出と事業創造を繋ぐ「場づくり」を行います。

WASEDA NEO は、Blendipity （ブレンディピティ；“Blend + Serendipity”の造語）の場づくりのコンセプトのもと、新しい時代を創る志を持った社会人たちの交流とイノベーションの機会を提供します。それにより、未来志向かつ、グローバルにもローカルにも視野を広げたイノベーションを創出する人材と環境を創出します。高等教育機関として早稲田大学が取り組む、従来の大学にはなかった未来を創るための挑戦的な貢献活動です。

主な展開サービスは、次の3つです。

社会・企業ニーズが直面する近未来課題に挑戦する「実践的研修プログラム」

企業内研修とは違い、多様な業種職種の人材が集い、未来に起こりうる課題について共に議論することで、様々な視点から変革のためのアイディアを得ることができます。また、単に他業種の人材が集い議論する場とは異なり、教員・研究者や各界のトップリーダー達が研修を担当することで、学問的知見と実業界の知見を併せた、ビジネスで即活用できる質の高い研修を提供します。グループ討議を多用するなど、主体性を持ってプログラムに臨める環境を作り、未来変革を実践するリーダーのマインドセット醸成を目指します。

本プログラムについては、既に先行して「逆風下の変革リーダーシップ養成講座」や「グローバル・インフラ・プロジェクト型教育」といったプログラムを展開しています。

イノベーション教育のための知の融合の場「NEOイノベーション拠点」

研修プログラム等の中核となる WASEDA NEO のパートナー（企業・団体・大学）は、日本橋キャンパス内の「NEOイノベーション拠点」に入居することが可能です。研修プログラム内で受講者同士が交流を深める一方、この拠点では、プログラムを実施する企業間での交流も促進します。それにより、多種多様な業界から国内外のリーディングエッジの人材・企業を集め、業界・分野横断型で Blendipity な知の融合を引き起こす場づくりを目指します。

知のネットワーク構築「パイオニア・コミュニティ」

会員制ラウンジ「パイオニア・コミュニティ」を展開します。会員は日本橋キャンパスのラウンジ・ビジネスセンターを自由に利用することができます。日本橋駅に直結した好立地な場でビジネスパーソンにとって必要な環境を整えているため、サテライトワークスペースとしても活用頂けます。また、変革志向の強いビジネスパーソン同士の交流を促進することで、未来社会のイノベーションを実現します。

早稲田大学は、これら3つのサービス提供を通じて、常に社会と対話する大学としての知見を積み重ね、学部や大学院の教育への還元を目指します。

問い合わせ先

WASEDA NEO 事務局
TEL: 03-6262-7534
MAIL: [email protected]