本学英文学術誌 Journal of Contemporary East Asia Studies が英国ラウトリッジ社のオープンアクセスサイトに掲載開始

早稲田大学が発行する英文学術誌”Journal of Contemporary East Asia Studies”は、2017年4月下旬より英国ラウトレッジ社のオープンアクセスページでの掲載を開始しました。

ラウトリッジ社は、人文科学、社会科学分野の学術出版を行う英国出版社として世界的に著名であり、テイラーアンドフランシスグループのブランド名です。同社の出版物の中で、日本の大学の英文学術誌が出版されるのは初めてのこととなります。

オープンアクセスとは、誰でもWebを通じて無料で自由に論文へアクセスできるようにすることです。学術研究を進める上で、論文などの研究成果の発表とその活用は欠かせないことから、世界的に推進の動きがあります(注1)。

Taylor & Francis 社のジャーナル出版担当(日本)をつとめるキムリカ研氏は、次のように述べています。「人文科学系研究の出版を得意とするラウトリッジ社ですが、日本の大学と連携することは、出版言語の壁などによりこれまでなかなか進めることができませんでした。この度のJournal of Contemporary East Asia Studiesの掲載は、日本の大学の英文学術誌がラウトリッジ社より出版される初のケースとなり、快挙と言えます。」

Journal of Contemporary East Asia Studiesについて

本ジャーナルは、早稲田大学 現代中国研究所 より2012年から刊行、東アジアにおける現代の政治、経済、社会を対象とした学術論文を掲載する査読誌であり、これまでに55本の論文を掲載しています。今回の掲載により、これまでの論文を含めたすべての掲載がオープンに閲覧できることになりました。すでに世界中から多くのアクセスがあり、開始から一か月半の間の閲覧数は総数で2,300を超えています(2017年6月4日時点)。

同誌の編集主幹であり、現代中国研究所所長でもある天児慧教授(国際学術院)は、この度の掲載について次のように語っています。「日本語で出版されている地域研究に関する学術論文は、英語圏の論文と比較して質的な面でそん色がありません。そのため英語での国際発信が極めて重要であるとの問題意識から、本ジャーナルのオープンアクセス化に7年前から準備を進めてきました。困難な道のりでしたが、ラウトリッジ社のご協力、人間文化研究機構からの助成もあり、ようやく実現にこぎつけたことを本当に嬉しく思います。編集委員には国内外で本分野のトップの人材をそろえました。今後は、このジャーナルに世界の若手研究者から論文投稿を受け付け、世界に影響力を持つ学術誌として発展させていきたいと考えます。そして中国を始め、アジアの地域研究はホットな状況であり、論文を通じてこの地域の相互理解に貢献していきたいと思います。」

写真:Journal of Contemporary East Asia Studies 最新号 Vol.6 No. 1 2017

写真:左から、田中マリア現代中国研究所研究員(Managing Editor) 、天児慧教授(Editor-in-Chief)、張望国際学術院准教授(Associate Editor)、キムリカ研氏(Taylor & Francis Group )

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