場所: 會津八一博物館 撮影: 2017/6/5
會津八一記念博物館では、富岡重憲コレクション展示室にて6月24日(土)まで「武者小路実篤の書画」を展示しています。
白樺派の小説家として知られる武者小路実篤は、晩年、季節の野菜や花々の絵、書を添えた絵画を描いています。色紙やポストカードでもお馴染みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。武者小路実篤は美術にも造詣が深く、味わい深い言葉と暖かい作風の作品を描きました。生き生きとした優しい視点で描かれており、短いながらも心に響く言葉は余韻を残します。
授業の合間に訪れた学生の感想として「ほのぼのとした気持ちになりました。」という声や、書画に添えられている年齢を見て「私もがんばらなきゃ。」と明日への活力として訪れる人に癒しやパワーを与えているようです。書画に込められた自然への関心、生きるエッセンス、作者の息遣いなど多くを感じていただけたらと思います。(ま)
武者小路実篤の書画
会期:2017年5月16日(火)~6月24日(土)
会場:會津八一記念博物館1F 富岡重憲コレクション展示室
時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)
閉館日:日曜・祝日
入館無料