場所: 26号館大隈記念タワー10F 125記念室 撮影: 2017/3/29

とても美しい財貨と貝の婚資

迫力の精霊の仮面と精霊の仮面付き鉤

精霊の仮面に実際に触ることが出来ます

展示品と写真撮影も出来ます
早稲田大学大隈記念タワー(26号館)10階の125記念室にて「パプアニューギニアとの出会い展」が3月22日より開催されています。2010年度に埼玉県鶴ヶ島市から「オセアニア民族造形美術品」1,089点の寄贈を受けました。本展覧会では、そのうち厳選された70点を展示するほか、パプアニューギニア現地調査活動についても紹介しています。
この展覧会は、多くの方にご覧頂くため、卒業や入学式で賑わう春の期間で開催する運びとなりました。初日には、ガブリエル・ドゥサバ駐日パプアニューギニア独立国大使にもご来訪いただきました。本学鎌田薫総長と共に展示をご覧になった後、開催記念レセプションにも出席されました。
今回は、会場を3つのZONEに分け、工夫を凝らした展示となっています。ZONE Aでは本学考古学研究室による調査研究、ZONE Bでは信仰に関するさまざまな土器や像、ZONE Cでは現地の人々の暮らしに欠かせない生活用品の数々を中心に紹介しています。現在ではパプアニューギニア国内で製作されなくなってしまったものも多く、海外に持ち出されたものも含み、世界的に見ても貴重なコレクションと言える作品が揃っています。また、写真撮影(※ただしフラッシュ使用は不可)も自由にしていただけるだけでなく、近くでご覧になれる展示品や、展示品に触れることができるコーナーなど、パプアニューギニアの文化をより身近に感じて頂けると思います。
開催期間は4月25日までとなっています。是非この機会に、資料や展示品を通してパプアニューギニアの文化に考えを巡らせて頂ければと思います。(ま)
詳細
開催期間:3月22日(水)から4月25日(火) ※4/9,4/16,4/23閉室
場所:大隈記念タワー26号館10階 125記念室
開館時間:10:00~18:00
入場無料