理工・齋藤潔教授、環境省CO2排出削減事業に採択 川崎重工、ダイナエアーらと業務用空調システムの最適化へ

写真2016年9月12日、早稲田大学理工学術院基幹理工学部 齊藤潔 教授は、環境省が公募する「平成28年度CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」にて、委託事業者として採択を受けました。

本事業は、CO2排出削減量の拡大及び地球温暖化対策コストの低減を促すとともに、当該技術が社会に広く普及することにより、低炭素社会の創出に資する取組です。

一方、民間に委ねるだけでは必要なCO2排出削減技術の開発が必ずしも十分に進まないことから、本事業により、将来的な地球温暖化対策の強化につながるCO2排出削減効果の優れた技術の開発・実証を主導し、CO2排出量の大幅な削減を目指します。

齋藤教授は、事業名『液式デシカントと水冷媒ヒートポンプの組合せによる高効率空調システムの開発』とし、川崎重工業(株)、ダイナエアー(株)、(一財)エネルギー総合工学研究所と共同します。具体的には、業務用空調システムの最適化を実現するため、低温再生が可能な液式を用いたデシカント除湿装置と水冷媒式を採用したヒートポンプを組み合わせ、CO2排出量を従来システム比40%以上削減可能な空調システムを開発・実証し、業務部門の更なるCO2排出削減を実現します。

本事業を通じ、早稲田大学は、CO2排出量の大幅な削減を目指し、より一層研究開発に取り組んでまいります。

 

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