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全員30歳以下のG7サミット「Y7東京サミット」代表 千葉宗一郎さん(国際教養学部卒)

「なんとか開催にこぎつけることかできたのは、多くのみなさんのおかげ」

国際教養学部卒業生 Y7 Summit Japan 2016 代表 千葉宗一郎(ちば・そういちろう)

G7 伊勢志摩2016の開催にさきだって、関係国およびオブザーバー参加国から集った若者がG7首脳陣に政策提言を行うY7 Summit Japan 2016。その代表として各方面に奔走した千葉宗一郎さん(2015年3月国際教養学部卒業)に、概要と意義をお聞きしました。

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──どのようにメンバーを集め、またどのような会合を行ったのですか?

資金もマンパワーもない状態から友人・知人を介してメンバーを集い、企業に協賛をお願いし、外務省の後援を得て、開催が決まりました。イギリス・アメリカ・ドイツ・フランス・イタリア・カナダそして日本の7カ国およびEUから、30歳以下の若者をそれぞれ5名、またトルコ・ノルウェー・カメルーンよりオブザーバーとして学生をそれぞれ1名、合計43名の代表を迎え、4月30日から5月3日の4日間、早稲田大学国際会議場にて会合を開き、そこでまとめられた共同声明文を政府に提出しました。

──そもそもなぜ、「Y7」を開催しようと考えたのですか?

Y7開催の目的は第一に、G7開催国政府への政策提言にあります。

若者独自の視点をG7の共同声明文に盛り込み、政治家や官僚ではなかなか気付くことのできない視点を提供することに意義があると考えました。30歳以下の若者が、いま何を問題として捉えているのかを各国首脳陣に届ける機会は、ほとんど無かったのではないでしょうか。なにより、世界の諸問題に対し、国籍や価値観の異なる者同士で考え、一つのものをまとめあげるという経験は、若い世代にとってこそ重要だと思います。

また第二に、世界の若者がお互いの活躍を知る場がほしい、と思ったのです。

外国には、思いも寄らない活躍をしている若者が大勢います。例えば、私が以前参加したY20ロシア(2013年)では、政府の政策決定委員会に対する意見役として国内外の政治に影響力を持つEU代表の若者や、また画期的な農薬の開発と事業化に成功し、ひとびとの生活に大きな貢献をしているインド代表の若者など、すばらしい活躍をされている方が大勢いらっしゃいました。全員30歳以下なのです! このように、異なるバックグラウンドを持つ若者が集まって、世界の問題について意見交換を行う場を作りたい──国内外の若者の活躍をひろく知ってもらい、さらなる行動に繋げるきっかけなれば、と思いました。

──「Y7」のプログラムはどのようなものですか?

イベントはおよそ3つあります。(1)議論。サミットのメインイベントです。(2)G7の議題に精通する有識者による講演会。そして、(3)参加者に開催国の文化に触れて頂くカルチャーナイト、です。

議論では、G7の議題と関連性があり、かつ、若者が議論をすることに意義があるものとして、三つの論題を選びました。第一の論題「安全保障」では、こんにちの世界を脅かすテロ、及びそれに随伴する諸問題への対策を、また第二の論題「労働と経済」は、少子高齢化の問題に加え、ITや人工知能の発達により変化する労働環境への対応について、さらに、第三の論題「持続可能な社会」では、ジェンダーや人権問題など、社会のさまざまな変化について、それぞれ闊達な議論が行われました。もちろんG7の声明文に直接的な引用はありませんが、内容が似通っている箇所が複数ありました。Y7とG7の連携は達成されたと思います。詳しくは共同声明文をご参照ください。

有識者講演会では、元国連事務総長特別代表の長谷川祐弘氏をはじめ、各議題に精通している有識者11名をお招きしました。Y7をより多くの方に知っていただけたでしょうし、なにより国内外の諸問題について、専門家と300名を超える一般参加者が共に考える場となった、と思います。

そしてカルチャーナイトです。海外からの参加者に日本文化をご紹介するため、4日間にわたってプロフェッショナルによる三味線、和太鼓、日本舞踊、阿波踊り、近代音楽などの実演が行われました。日本文化のさまざまな側面に触れて頂けたと思います。

──成果や反省点はありますか?

急な企画だったにも関わらず、今回の企画をサポートをして下さった外務省・三重県庁、協賛して下さった企業のみなさま、アドバイスや、時には叱咤激励いただいた方々、そして一緒に活動してくれた委員会のみなさんのおかげで、なんとか開催にこぎつけることかできました。

幸いなことに、NHKをはじめ、ドイツ、カナダ、アメリカなど、各国のメディアで報道されました。G7と共に、Y7も未来に向けて歩んでいっていただけたら、と思います。

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