新宿1968-69 ドキュメンタリー/ハプニング/ジャズ
7月8日(金)、上映会&トークイベント「新宿1968-69 ドキュメンタリー/ハプニング/ジャズ」が、早稲田大学大隈記念講堂で開催されます。大学紛争真っ最中だった早稲田大学で、学生たちが大隈講堂から持ち出したピアノを激しく演奏する山下洋輔氏によって祝祭化していきます。その様子が描かれたデキュメンタリー映像の上映やそれを撮影した田原総一郎氏など当事者の証言をもとに振り返ります。ぜひご参加ください。
イベント情報
日時: 2016年7月8日(金) 17時30分~20時30分
会場: 早稲田大学大隈記念講堂 大講堂
定員:1,000名 ※事前申込制/先着順
参加費用:入場無料
ウェブ http://www.waseda.jp/enpaku/ex/4462/
申込方法
6月8日(水)よりウェブページ・往復ハガキにて受付開始。
往復ハガキでお申込みの際は、①~④をご記載の上、演劇博物館宛て(〒169-8050 新宿区西早稲田1-6-1)にご応募ください。
- ご希望のイベント名
- 氏名(ふりがな)
- 郵便番号・住所
- 電話番号
※往復ハガキ一枚につき一名様まで申し込み可能です。
※お申し込み結果は順次発送いたします。
主催 早稲田大学演劇博物館、新宿から文化を発信する演劇博物館実行委員会
助成 平成28年文化庁地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業
新宿文化の歴史を振り返る「あゝ新宿-スペクタクルとしての都市」展
場所:演劇博物館・2階展示室 撮影: 2016/6/21

チラシ

アートシアター新宿文化前

人でひしめき合う新宿西口地下広場

唐十郎小田急百貨店遠景
新宿の街にどのようなイメージをお持ちでしょうか?
早稲田大学演劇博物館では、特別展「あゝ新宿-スペクタクルとしての都市」展が開催されています。
1960年代の新宿は明らかに若者文化の中心でした。紀伊國屋書店、アートシアター新宿文化、蝎座、新宿ピットイン、DIG、風月堂、花園神社、西口広場……。その頃の新宿では、広場にフォークゲリラ、フーテン族が集まり、騒乱が起きるたびに閉鎖されたり、さまざまな才能が集まる交流の場としてジャズクラブが人気だったり、色々な出来事がありました。この展示は、約半世紀にわたる新宿文化の歴史を写真や映像などの資料から振り返り、新宿という町の独自性を再発見するとともに、祝祭都市新宿の未来像を探ります。
演劇の写真やポスターも多数展示されており、演劇人でもあった早稲田大学出身の寺山修司氏が制作した「田園に死す」という映画の写真や、大隈講堂での大学紛争の写真が展示されています。映像でも、アングラ演劇の蜷川幸雄氏の演出による『想い出の日本一萬年』(1970)の舞台映像、大島渚監督『新宿泥棒日記』(1969)の上映、磯崎新氏の幻の新都庁案の展示とCG映像の上映などがあります。
この展示に関連して、6月30日には、吉住新宿区長と新宿御三家の経営者を早稲田大学にお迎えし、鎌田総長とともに文化の街新宿の過去・現在・未来を語り合う座談会が開催されました。
展示会は、8月7日(日)まで開催されています。猥雑でカオス的なエネルギーが渦巻いていた時代の新宿に、タイムスリップしてみてはいかがでしょうか。(や)
展示情報
会期 2016年5月28日(土)~8月7日(日)
開館時間 10時~17時(火曜日・金曜日は19時まで)
休館日 7月6日(水)、7月20日(水)
会場 早稲田大学演劇博物館 2階企画展示室