山中毅氏を早稲田大学スポーツ功労者として表彰

5月21日(土)に挙行された「早稲田大学スポーツ功労者表彰式」において、メルボルンよびローマオリンピックの競泳銀メダリスト 山中毅氏を早稲田大学スポーツ功労者として表彰いたしました。

山中氏は、表彰後の挨拶で、「創部111年でこのような賞をいただき、大変感謝しています。稲泳会(早稲田大学水泳部)が頂いたものとして大切にします。」また、「早稲田大学での経験が、後の人生にどれほどプラスとなったか計り知れません」と述べました。

競技人生については、「オリンピックに3度出場し、4個の銀メダルを獲得しましたが、金メダルは獲得できませんでした。いくら他の大会で優勝しても、オリンピックで優勝できなければ何の意味もありません。4年に1度のオリンピックで最高の状態に持っていくこと、それがアスリートの力です」と述べ、体育各部の新入部員らに向けて、「インターカレッジでも頑張り、オリンピックでも頑張る、それが早稲田の精神です。4年間を通じて、学業とスポーツを頑張ってほしい」と激励しました。

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スポーツ功労者表彰の主旨

山中毅氏は、1939年に石川県輪島市で生まれ、水泳選手として世界を舞台に活躍しました。
山中氏は、数々の水泳大会において輝かしい実績を残していますが、とりわけメルボルン、ローマ、東京の3度のオリンピックに出場し、見事4つの銀メダルを獲得して日本中を大いに沸かせました。

1956年のメルボルン大会では、石川県立輪島高等学校3年生として出場し、400m自由形と1500m自由形の2種目で銀メダルを獲得、800mリレーで4位に入賞しました。
1960年のローマ大会では、早稲田大学4年生として出場し、400m自由形と800mリレーの2種目で銀メダルを獲得、1500m自由形で4位に入賞しました。
1964年の東京大会でも、400m自由形で6位に入賞しました。

また、1983年には「国際水泳殿堂」(International Swimming Hall of Fame)に選出されています。
早稲田大学は、卓越した競技力で多くの日本人に勇気を与えるとともに、日本水泳界への永年にわたる多大な貢献に対して、山中氏を早稲田大学スポーツ功労者として表彰し、その栄誉を永く讃えます。

顕彰状

早稲田大学スポーツ功労者について

創立百周年を記念し、スポーツの振興に顕著な功績のあった校友を表彰することを目的として、1982年10月に『スポーツ功労者表彰規程』を制定しました。これに基づいて、永年にわたりスポーツ界に貢献した70歳以上の者で、且つオリンピック大会3位以内の入賞者・世界選手権大会3位以内の入賞者・世界記録樹立者・国際的功労者およびこれに準ずる国内的功労者のうちいずれか一つに該当する者の中から適当と思われる者を選定し、表彰しています。

早稲田大学スポーツ功労者一覧

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