3月6日、台北のAmbassador Hotelにて「地域交流フォーラム in 台湾」を開催し、500名以上が来場しました。好評であった昨年度に続き、今回は本学の教育・キャリア関係の説明、若手卒業生のキャリア座談会、進学相談会、台湾のビジネスや研究に関する講演会、子供向けの科学実験教室などさらに充実した内容で開催されました。
本会は本学の台北国際交流センター(台北事務所)や、春休み中に帰省している在学生、若手校友など25名以上の方にご協力をいただき、現地で実施することができました。
地域交流フォーラム in 台湾
第1部では、本学の教育内容の紹介、キャリア支援の説明などが行われ、100名ほどの在学生保証人が詰めかけ、準備していた席を大きく増やしました。その後、台湾出身の若手校友3名によるパネルディスカッションが行われ、国際教養学部やアジア太平洋研究科を卒業し活躍する先輩の話に、多くの方が熱心に耳を傾けていました。
第2部ではまず、アジア太平洋研究科出身で金寶電子工業代表取締役の許介立氏の講演があり、来場者に、キャリアを含め将来に向けて挑戦する姿勢を持つように熱く訴えました。終了後、多くの方からの質問が出るなど、活気に溢れました。
続けて、若林正丈教授(政治経済学術院)による、専門の台湾研究をテーマにした講演が台湾語で行われました。会場から飛び出すあらゆる質問に教授がユーモアを交えて回答し、終始和やかなムードでした。
進学相談会
地域交流フォーラムとは別会場で、本学への進学を考える方のための相談会が行われ、200名以上の方が来場し70名ほどが個別相談を受けました。およそ1割の方が在外の日本人、9割が台湾の方で、多くの方は昨年7月と10月に台湾で行われた本学説明会に参加しているなど、本学への関心の高さがうかがえました。
子ども おもしろ科学実験教室
地域交流フォーラムと並行して理工学術院による科学実験教室が開催され、4歳から中学生までの総勢140名の生徒が参加しました。受付後、子供達は楽しそうにスタッフから白衣を受け取り、各自テーブルにセットされた道具でオリジナルペーパーフラワーを作成しました。魔法のような様々な色の出現に目を輝かせながら、何度もチャレンジして作成したペーパーフラワーを、お土産の額と一緒に嬉しそうに持ち帰りました。
子供たちへの説明、各テーブルでのお手伝いなどは、台湾人の学生が丁寧に対応していました。
実験教室の感想アンケートでは、96%の回答者が「とてもよかった」もしくは「よかった」と答えましたので、いい企画だったようです。
イベントは大盛況のうちに幕を閉じ、今後も台湾と早稲田大学はますます繋がりを深めていくと期待されます。
各地の地域交流フォーラムについて
今年も会いに行きます ご父母、校友、そして進学希望者のみなさまに