1月17日、早稲田大学ア式蹴球部(女子)が「第24回全日本大学女子選手権」の決勝戦で神奈川大学に勝利し、2011年以来5年ぶり4度めの大学日本一となりました。ピッチに、涙と笑顔があふれました。
ここ数年、関西ラウンドを勝利できなかったア式蹴球部(女子)でしたが、初戦、関西の強豪・吉備国際大学をPK戦で下し、波にのりました。東京に帰ってからの準決勝では、宿敵・日体大 に前半0-2と突き放されますが、後半に追いつき2-2でドロー。PK戦を競り勝ちます。決勝も後半早々、神奈川大学に同点に追いつかれながらも、MF松川智主将(スポーツ科学部4年)からのコーナーキックをFW河野朱里選手(スポーツ科学部1年)がヘッドで、決勝点を突き刺しました。
どの試合も、チーム一丸となってあきらめない粘り強いプレーを魅せた早稲田ア女。本大会を最後に卒業する4年生、4年生を支える下級生たちがひとつになって「ピッチの上では熱く泥臭く・・・」を体現し、見事に、5年ぶりにトロフィーを手にしました。
第24回全日本大学女子選手権
早稲田大学 優勝【大学日本一】
フェアプレー賞 早稲田大学
大会MVP 高木ひかり選手(スポーツ科学部4年)
2回戦 ○早稲田大学 1-1(PK6-5)吉備国際大学● (会場:兵庫・三木総合防災公園)
3回戦 ○早稲田大学 2-1 姫路獨協大学● (会場:兵庫・みきぼうパークひょうご)
準決勝 ○早稲田大学 2-2(PK4-2)日本体育大学● (会場:東京・味の素フィールド西が丘)
決勝 ○早稲田大学 2-1 神奈川大学● (会場:東京・味の素フィールド西が丘)
ア式蹴球部は、2015年度に男子が19年ぶりに関東リーグを制覇し、女子は大学日本一に輝きました。また、競技活動のみならず、社会・地域に広く貢献するため、部内に社会貢献担当部員を置いて地域や社会貢献活動に取り組むなど、様々な経験を通じて自らの人間形成に積極的に取り組んでいます。ア式蹴球部への応援よろしくお願いします。
写真提供:フォトグラファー 岡本 周造(禁転載)