イノベーティブな8人の研究者

「平成27年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰」
理工・教育など8名の教員が受賞

このたび、早稲田大学の研究者8名が、科学技術分野で顕著な功績があったとして、「平成27年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰」を受賞しました。

科学技術の発展等に寄与する可能性の高い独創的な研究又は開発を行った研究者を表彰する「科学技術賞開発部門」には、理工学術院の大木義路教授、「科学技術賞研究部門」には、理工学術院の木野邦器教授、教育学術院の筒井和義教授、理工学術院の牧本俊樹教授ら4名、また、萌芽的な研究や独創的視点に立った研究など高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績をあげた40歳未満の若手研究者を対象とする「若手科学者賞」には、理工学術院の岩瀬英治准教授、理工学術院の梅津信二郎准教授、 理工学術院の小林洋研究院准教授、理工学術院の滝沢研二准教授ら4名が選ばれ、4月15日に文部科学省にて表彰式が行われました。

201504mext

左から牧本教授、木野教授、大木教授、筒井教授、岩瀬准教授、梅津准教授、滝沢准教授、小林研究院准教授

科学技術賞(開発部門)

理工学術院 大木 義路 教授

受賞業績:超高圧長距離直流送電用架橋ポリエチレン電力ケーブルの開発大木先生

大木義路教授のコメント

早大に奉職して以来、一貫して、誘電体(絶縁材料)というあらゆる電子・電気製品に必要ではあるが、地味な材料を中心に研究して参りました。
学生さんとともに行った我々の基礎研究の成果が活かされる形で、共同で受賞された企業のご努力により、北海道と本州を結ぶ直流電力系統に使うための海底ケーブルが実現しました。

このことが、今回の科学技術賞の受賞に繋がりました。大変光栄であるとともに、このような世界初の技術開発に貢献できたことを嬉しく思います。
一緒に苦労してくれた研究員や学生さんとともに喜びたいと存じます。

科学技術賞(研究部門)

理工学術院 木野 邦器 教授

受賞業績:微生物機能の高度活用による有用物質の革新的製法の開発研究研究_木野邦器

木野邦器教授のコメント

企業在職時からの長年にわたる研究成果の積み重ねが評価されたもので、力強い協力や支援をいただいた研究室のスタッフや多くの学生ならびに企業関係者に感謝するとともに、この受賞の喜びを分かち合いたいと思います。
今後も、持続的社会実現の鍵を握るバイオテクノロジー研究とその産業利用において、具体的な製品や産業の創出に繋がる実践的な研究を大学研究から発信していきたいと思っています。

これからも感謝の気持ちを忘れずに、新たな夢を描きながら、意欲的にそして楽しんで研究を続けていこうと思っています。

教育学術院 筒井 和義 教授

研究_筒井和義

受賞業績:新規脳ホルモンの発見と生理機能の解明及び新規治療法の研究

筒井和義教授のコメント

平成27年度の文部科学大臣表彰・科学技術賞(研究部門)を受賞いたしました。長年、研究室の多くのメンバーと共に進めて参りました「新規脳ホルモンの発見と生理機能の解明及び新規治療法の研究」が評価されましたことを光栄に存じます。

研究にあたりましては、文部科学省と関連省庁の皆様、多くの国内外の研究者の皆様、本学関連箇所に多大なご支援と御協力を戴きました。厚く御礼申し上げます。

今後とも努力を重ねて、さらに研究を発展させて参りたいと存じます。ご指導・ご支援の程、宜しくお願い申し上げます。

理工学術院 牧本 俊樹 教授

受賞業績:Ⅲ-Ⅴ族化合物半導体の物性とデバイス物理に関する基礎研究牧本先生

牧本俊樹教授のコメント

この度は、文部科学大臣表彰を受賞することができまして、誠に光栄でございます。

大学時代から始め、現在に至るまで行ってきた『Ⅲ-Ⅴ族化合物半導体の研究』に高い評価を頂いたため、受賞することができました。このような研究成果を得ることができたのは、これまでにご指導して下さいました先生方、そして、共に研究を行った方々のご協力のお蔭でございます。この場をお借りしまして、御礼を申し上げます。

なお、引き続き、早稲田大学での材料研究に貢献したいと考えておりますので、今後とも皆様のご指導、ご鞭撻をよろしくお願い致します。

若手科学者賞

理工学術院 岩瀬 英治 准教授

受賞業績:マイクロ3次元構造体の形成技術とそのデバイス応用の研究iwase11_43

岩瀬英治准教授のコメント

このたびは栄誉ある賞をいただけて大変嬉しく思っております。これまでマイクロマシンやMEMSと呼ばれる小さな機械に関して、小さな世界で有効に働く力や物理現象を積極的に利用することを考えて研究を行ってきました。今回の件は、このような考えのもとに、マイクロサイズの3次元構造を形成する方法を考案し、またそれによって今までなかったデバイスを実現した研究です。早稲田大学に着任して3年が経ったところですが、早稲田大学に来てからの成果も含まれており、そのことも嬉しく思っております。

今回の受賞を励みに、今後もさまざまなことに挑戦してゆきたいと思っております。

理工学術院 梅津 信二郎 准教授

受賞業績:高精度3Dプリンタの開発と応用の研究梅津先生

梅津信二郎准教授のコメント

このような名誉ある賞を頂き、大変光栄です。本研究は、私が学部時代に学んだ精密加工に関する知識と、大学院・助手時代に携わったインクジェットに関する技術を融合し、発展させた内容になります。現在インクジェットを応用した3Dプリンタが注目をされておりますが、開発した3Dプリンタがバイオや環境分野で使用する重要なデバイスを製造する基幹技術になるように、今後更に発展させていきたいと考えております。

最後になりましたが、機械系の先生方には、数々のご指導とご支援を賜りましたこと、ここに厚くお礼申し上げます。

理工学術院 小林 洋 研究院准教授

受賞業績:医用ロボットシステムにおける生体物理モデルに関する研究【トリミング後】若手_小林洋_カラー

小林洋研究院准教授のコメント

医用ロボットシステムにおける生体物理モデルに関する研究が、文部科学大臣表彰若手科学者賞に選出されましたこと、大変光栄です。
医工連携体制で取り組んできました本研究が、このように広く周知されるような形で評価されましたこと、非常に嬉しく思います。本研究の実施にあたり、多大なご支援とご指導を戴きました方々に、深く御礼申し上げます。

本技術の実用化を促進すると共に、さらに研究を発展させながら、新しい科学技術分野の創出に繋がるよう、努力を続けてまいります。

理工学術院 滝沢 研二 准教授

受賞業績:流体構造連成問題の新世代実解析のための研究滝沢先生0000480139

滝沢研二准教授のコメント

受賞にあたり、今まで様々な形で応援して下さった皆様、そして、情熱をもって研究に取り組んでくれている研究室の学生全員にお礼を申し上げます。
受賞理由の核となる計算力学は、学生時代から行ってきたものですが、私が工学の現場で本格的に役に立つという手応えを感じ始めたのはここ数年のことです。例えばNASAのOrionのパラシュートが現在の形となり、安定に降下できるようになったのも、解析による現象の理解や定量的な評価に基づいています。

現在の課題は、実際には試せないものや、測定が難しいものが増えています。そこで、今後は、この信頼ある解析技術の適応範囲を広げるという形で貢献して行きたいと思います。

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/top/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる