シンガポールの初代首相であるリー・クアンユー元首相が3月23日にご逝去されました。
リー元首相は、シンガポール初代首相として徹底したリーダーシップを発揮し、将来に対する明晰な洞察力と弛まぬ情熱をもって、政治活動や経済政策、外交政策など様々な分野で手腕を発揮され、シンガポールを先進国へと発展させ、アジアの発展に大きな功績を果たしました。リー元首相が深く貢献したアジア太平洋地域の平和、発展、安定は今も世界中から注目を浴びています。
本学はその多大なる功績を称え、2003年に名誉博士学位を授与いたしました。リー元首相は、贈呈記念講演において、日本が研究・開発に投資することの重要性を説き、若い時から英語力を集中的に身につけることの大切さを訴えました。
謹んでお悔やみ申し上げます。