台湾早稲田国際基金会と早稲田大学との連携に関する基本協定書の調印式を実施

後:(弦間理事、若尾理事、本間常任理事、呉董事、天野部長、張様) 前:(田中総長、許董事長)いずれも左から
2025年10月19日(日)、早稲田大学にて、財団法人台湾早稲田国際基金会(Taiwan Waseda International Network Foundation)と早稲田大学との間で、「連携に関する基本協定書」の調印式が執り行われました。
本協定は、台湾校友の有志によって2025年秋に設立された同基金会と早稲田大学との間で、産学連携、人材育成、学術研究支援、社会貢献活動などを通じた組織的な協力関係を構築することを目的としています。台湾企業とマサチューセッツ工科大学との連携を推進する時代基金会(Epoch Foundation)をモデルに、台湾企業と本学との産学連携を促進するプラットフォームとして構想されました。
当日は、財団法人台湾早稲田国際基金会から董事長の許介立氏、董事の呉昕陽氏が来学され、早稲田大学からは田中愛治総長をはじめ、本間敬之常任理事(教学総括)、若尾真治理事(研究推進部門総括・産学連携)、弦間正彦理事(国際部門総括、国際募金)、天野嘉春研究推進部長、松本裕幸研究推進部事務部長、尾内一美国際部事務部長が出席しました。
調印式後には、今後の連携の具体的な方向性について協議が行われ、両者の懇談を通じて、国際的な学術・産業連携のさらなる展開に向けた意見交換がなされました。
本協定に基づき、以下の連携事項が推進される予定です:
- 産学間連携プログラムの検討・促進
- 台湾企業に所属する役員・従業員に対する研修支援
- 早稲田大学の研究教育活動に対する基金会からの支援
- 社会貢献活動の共同実施
- その他、協定の目的に資する取り組み
早稲田大学は、台湾早稲田国際基金会との連携を通じて、国際的な教育・研究・社会貢献の深化を図り、世界人類に貢献する大学としての使命を果たしてまいります。
財団法人台湾早稲田国際基金会
- 設置:2025年
- 英語名称:Taiwan Waseda International Network Foundation
- 所在:台北市(台湾)
- 董事長:許介立(台湾校友会名誉会長、康舒科技董事長、泰金寶董事長、金寶電子董事長、早稲田大学商議員会副会長)
- 事業活動内容
– 国際経済協力の推進(日台と他の経済との協力関係強化)
– 学術研究支援(台湾国内外の著名学術機関への研究資金提供)
– 人材育成(研究プロジェクト参加者への渡航支援)
– 活動促進(講演会、会議、研究会等の開催)