早大生発案によるユニークな地域連携
早稲田古書店を360度VR化
-古書店14店舗内を撮影、VRツアーで早稲田通りを”馬場歩き” –
発表のポイント
- 地域連携の取組みとして、早稲田古書店街連合会と協力し、早稲田古書店14店舗を360度VRツアー化。
- 早大生が、読書や本の価値を改めて見つめ直そうという思いから企画。
- 書店の実店舗が減少し、WEB販売へ移行する店も増える中で、このVRツアーは貴重なアーカイブになると期待しています。
早稲田大学(東京都新宿区、総長:田中 愛治)は、このたび地域連携の取り組みとして、早稲田古書店街連合会の14店舗と協力し、「早稲田古書店街」のVRツアーを制作しました。早稲田通りを”馬場歩き”するように楽しめるコンテンツを公開しました。
早稲田周辺の古書店は「早稲田文化」の一部であり、学生・教職員・校友・地域の人々が集い、馴染みの食堂やお気に入りのカフェのように、多くの出会いが生まれる場です。かつてスマートフォンもインターネットもなかった時代、本や雑誌は最先端の情報源でした。早稲田キャンパスから高田馬場駅まで歩く「馬場歩き」の途中、古書店を巡って未知の知識に触れることは、早大生にとって新しい世界へ踏み出す楽しみそのものでした。本企画が、古書店を知らない学生にとって新しい発見のきっかけに、卒業生には久々に早稲田の街を訪れるきっかけになることを期待しています。
また、書店の実店舗が減少し、WEB販売へ移行する店も増える中で、このVRツアーは貴重なアーカイブとなると考えています。
WASEDA BOOKSTORES VR WORLD
本企画は、早稲田大学文化推進学生アドバイザー※1有志「WASEDA LITERARY TALKS」が、「早稲田文化芸術週間」※2の企画として、読書や本の価値を改めて見つめ直そうという思いからスタートし、検討を重ねながら、立ち上げたものです。
コンテンツは以下よりアクセスできます。
WASEDA BOOKSTORES VR WORLD -早稲田古書店の風景- – 早稲田文化
VR画像
※1 早稲田大学文化推進学生アドバイザー
「文化推進学生アドバイザー」は早稲田大学文化推進部の学生ボランティア組織です。早稲田大学生の文化ニーズを学生自身が意見集約し、主体的に「早稲田文化」を創造します。
活動内容はイベントの立ち上げから運営、地域とのコラボ企画、広報、オリジナルグッズの発案など学生自身の目的に応じて様々。大学にあるミュージアムや「キャンパスのミュージアム化」が進む早稲田の魅力を、学生ならではの視点で発信しています。
※2 早稲田文化芸術週間
「国際文学館(村上春樹ライブラリー)」や世界的にも希少な演劇専門総合博物館「演劇博物館」をはじめとして、本学には多くのミュージアムや文化施設があります。またキャンパス内のいたるところには絵画、銅像を始めとする様々な芸術作品が設置されており、キャンパスそのものをミュージアム化するプロジェクトも進んでいます。
この早稲田大学の多種多様な文化・芸術を発信するイベントが「早稲田文化芸術週間」です。今年は10月10日(金)から10月21日(火)まで開催し、コンサート、ライブ、講演会、展示、プレゼント企画など、約30もの企画を一斉開催します。
以上