「もしもし上海・日本の大学ツアー」交流イベントを早稲田大学で開催しました。
2024年4月19日(金)、上海テレビ局主催、早稲田大学国際部共催、花王株式会社協賛のもと、「もしもし上海・日本の大学ツアー」による交流イベントが早稲田大学22号館1階のWASEDA GLOBAL GATEで行われ、約40名のZ世代の在学生が参加しました。
イベント開会に際し、本学国際担当理事の弦間正彦は、開幕の挨拶で 本イベントを通じて、参加学生が上海及びより広い範囲の中国文化への理解と興味を深め、現代中国の発展と文化の魅力をよりリアルに感じてほしいとの期待を述べました。
イベントでは、上海の最新の発展ぶりに関する一連の写真やビデオが映し出され、浦東新区の現代的なスカイラインや「浦東四件套」などの人気スポットや上海の最近のライフスタイルだけでなく、上海のファッショナブルな生活を象徴する「兜马路」(街をぶらぶらする)といった流行語も紹介されました。
参加者が上海文化と上海語を学んでいる
上海テレビ局より本学に「もしもし上海 魔都の新発見」と「時節之美 二十四節気の中国」という2冊の日中対訳の書籍が贈呈されました。これらの書籍は、買い物のエピソード、地下鉄の利用、病院の診察といった上海市民の日常生活を詳細に紹介しており、日本人が中国の日常生活をより深く理解する手助けをすることを目的としています。花王株式会社の執行役員村田真実氏は、「日本の学生にこれらの本を読んでいただき、日常的な中国語を身につけ、中国および上海についての理解を深めていただくことを期待しています。これは生活に役立つだけでなく、文化交流への興味を育むことにも繋がるでしょう」とお話くださいました。
「もしもし上海 魔都の新発見」と「時節之美 二十四節気の中国」の贈呈式
イベントのハイライトの一つとして、参加者が中国の伝統文化である切紙細工を体験しました。今年は辰年のため、切紙細工職人の指導のもと、参加者がそれぞれ手作りの切紙作品を制作し、中国文化における龍の形を表現しました。このような手工芸活動を通じて、参加者は中国文化のユニークな魅力と深いバックグランドをより身近に感じ取ることができました。
参加者が切紙細工を体験している
イベント閉幕にあたって、上海テレビ局国際放送センターの責任者である杨颖杰氏よりご挨拶をいただき、日中文化交流の重要性を強調し、今後もこのような交流活動を多く開催したいと述べられました。