将来的な独立を視野に入れたキャリア設計
ネットサーフィン中に偶然知り、芸術学校へ実際に訪ねてみて出会ったのは、パッションの塊の様な赤坂校長でした。他にも入学を希望した理由はありますが、この出会いに勝る理由はありません。実際に学校に通ってみて、校長のパッションは本物であり、他の講師陣も同様の熱で生徒に接しているのを目の当たりにすると、ここに来て良かったとその都度思います。
一年生では建築の入り口から丁寧に教わりました。最初の設計課題である5mキューブでは実際にその大きさの空間を体感することから始まり、その空間で起こる構造物と光の共演を各自がデザインすることで、空間のクオリティーというものを知覚させられました。第二課題の住宅設計では、実際にある敷地を分析することから始めることで、第一課題では無かった、プログラムやコンテクストといった違ったアプローチからの建築設計計画を学びました。この二つのプロジェクトを通して、建築が内の世界と外の世界、その間にある曖昧な世界(境界)で構成されているという建築の根本的なことと、実際いかにして計画していくかを学びました。
二年生では色々なビルディングタイプを設計することで、視野を広げ、自分の中に、様々な設計論を蓄積していくのと同時に、多くの設計をすることで、設計ペースをつかむことと、設計体力をつけていきたいです。 卒業後のビジョンは建築意匠の方向で考えています。将来的な独立を視野に入れたキャリア設計をしていきたいです。
飯塚 拓也 IIZUKA Takuya 建築都市設計科 2年在籍 Chelsea College of Arts 卒業