新建築 2026年1月号に、西川 日満里先生が共同主宰を務めるツバメアーキテクツによる「虫村第二期工事」が掲載されました。

写真クレジット:高野ユリカ
西川 日満里先生 コメント
2021年に始まった虫村プロジェクトの第二期工事です。既存の母屋に加え、三軒長屋とはなれを計画し、さらに灰小屋と薪小屋を、設計者自身も施工に参加しながら製作しました。本計画では、移住の受け皿としての住まいを考えること、家族単位を超えた関係性を生み出すこと、循環的な暮らしを試行することの三点を重視しました。長屋は1Fの半分の面積を土間とし、薪ストーブを中心とした緩やかな交流の場をつくりました。短期滞在者が利用するはなれは雨水と太陽光を活用してオフグリッドとし、エネルギーの制約を通して暮らしを見直す契機としています。灰屋は早稲田大学建築学科山田宮土理研究室と共同し、建設発生土を利用した小屋を製作しました。住宅を単体で完結させず、地域と連続する新たな暮らしの単位を探る実践です。
西川 日満里先生 SAIKAWA Himari プロフィール
早稲田大学芸術学校准教授、ツバメアーキテクツ共同代表。お茶の水女子大学在学中に早稲田大学芸術学校に入学、卒業後は横浜国立大学建築都市スクールY-GSA修了。横浜国立大学非常勤講師。
主な作品
「BONUS TRACK」(第34回 JIA新人賞・令和4年度日事連建築賞 小規模建築部門・優秀賞・第48回東京建築賞 一般一類部門最優秀賞 及び新人賞・日本建築学会作品選集新人賞・グッドデザイン賞ベスト100、LOCAL REPUBLIC AWARD 優秀賞)、「森の端オフィス」(SDレビュー2022 朝倉賞)、「room&house」、「虫村」、「下北線路街 HORABUILDING、シモキタ園藝部こや のはら、SRR project space」、「奈良井宿 古民家群活用プロジェクト」、「ツルガソネ保育所・特養通り抜けプロジェクト」、「ICI STUDIO W-ANNEX」、「JINS ミーナ天神店」「マイクロバスケットコート」、Under 35 Architects exhibition 2020 Toyo Ito Prizeなど。
ウェブサイト
https://tbma.jp/




