2024年10月10日、学校法人早稲田大学と株式会社島津製作所は、早稲田大学121号館コマツホールにて、「カーボンニュートラル社会の実現やウェルビーイングに向けた包括連携協定」の締結式と記者発表を行いました。
2024年10月10日、学校法人早稲田大学と株式会社島津製作所は、早稲田大学121号館コマツホールにて、「カーボンニュートラル社会の実現やウェルビーイングに向けた包括連携協定」の締結式と記者発表を行いました。
本協定は、早稲田大学と島津製作所がともに、カーボンニュートラル社会の実現やウェルビーイングに向け、産学連携による最先端の技術や知見を以って、新たな価値の創造と社会問題や産業界の抱える諸問題の解決に導く事を目的とした、両者の包括連携に関する基本協定です。本目的を達成するため両者は今後、産業界で活躍し世界に貢献する高度人材育成を目指し、高度人材育成をさらに発展させる新しい取り組みの共創と推進、組織連携による大型共同研究等について、連携した活動を行っていきます。
この日の記者会見は、会場参加とオンライン配信によるハイブリッドにて開催され、多くのメディアにご参加いただきました。冒頭、早稲田大学 田中愛治総長と、株式会社島津製作所 糸井 弘人 常務執行役員CTOそれぞれから本協定についての説明があり、その後、この度締結した包括連携協定書を披露しました。

左から:島津製作所 小倉泰郎 ライフサイエンス事業統括部長、冨田 眞巳 常務執行役員・分析計測事業部長、糸井 弘人 常務執行役員CTO、 早稲田大学 田中愛治総長、林泰弘WCANS所長、竹山春子WCANS副所長
その後、取材記者からの質疑応答に移り、田中愛治総長をはじめ、林泰弘センター所長、司会を務めた竹山春子センター副所長らが今後の連携について回答しました。
記者発表終了後も囲み取材にて活発な質問が続き、本協定への関心の高さが窺えました。
さらに、記者会見終了後、早稲田大学リサーチイノベーションセンター内の「早稲田大学島津連携ラボ」見学ツアーを実施し、共同研究について紹介しました。本会は盛況のうちに終え、参加者からは今後について多くの期待の声が寄せられました。
早稲田大学と島津製作所は、本協定の枠組みのもと、両社共通の重要テーマであるカーボンニュートラル社会の実現やウェルビーイングに係る取り組みをさらに推進してまいります。
◆株式会社島津製作所 山本靖則代表取締役社長からのメッセージ ~早稲田大学との連携~
当社は創業以来150年に渡り、科学技術で社会に貢献することに取り組み続けてまいりました。
この度、同じく150年の歴史を誇る早稲田大学と包括連携協定を締結させて頂き、互いに培った伝統と革新を礎にした総合知を融合することで、カーボンニュートラル社会と人類のウェルビーイング実現に向けて、イノベーションの創出と人財の育成・輩出を追求します。