- プロジェクト研究
- 都市活動・交通のシミュレーションモデルと最適化手法の開発(1期)
都市活動・交通のシミュレーションモデルと最適化手法の開発(1期)
- Posted
- Mon, 27 Apr 2026
- 研究番号:26P05
- 研究分野:technology
- 研究種別:プロジェクト研究
- 研究期間:2026年04月〜2029年03月
代表研究者
佐々木 邦明 教授
SASAKI Kuniaki Professor
創造理工学部 社会環境工学科
Department of Civil and Environmental Engineering
研究概要
本研究は、都市における活動と交通の動的ダイナミクスを多階層的に統合し、現況を再現するとともに,政策設計に資する最適化を可能にする新しいシミュレーション基盤を構築することを目的とする。従来の都市交通研究では、統計調査に基づく静的なデータや、平均化された交通モデルに依拠して政策評価が行われてきた。しかし、近年の社会環境変化や個人行動の多様化、さらには都市内活動の時空間的なダイナミクスを適切に考慮するためには、より柔軟で高解像度なモデル体系が求められている。
本研究では、都市における活動と交通を一体的に再現するため、以下の三つの要素を統合したシミュレーション基盤を構築する:(I)個人属性を表現し,交通需要を生成する合成人口・活動生成モデルの開発,(II)「活動」と「交通」を統合したマルチスケールシミュレーションモデルを開発による高解像度な移動再現,(III)施策の信頼性を高める不確実性を考慮した最適化手法の開発である.
従来独立して扱われてきた「活動」と「交通」のダイナミクスを統合的に表現し、静的な調査データに依存せず,多様なデータソースを活用したマルチスケールシミュレーションによって都市の変化を動的に再現・予測することを可能にする。また、施策効果に不確実性を考慮することで,頑健で公平な政策設計に資する手法を開発し,質的な政策評価が可能な基盤構築を目指す.