Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

プロジェクト研究

エネルギーキャリアのための非在来型触媒(3期目)

Non - conventional catalysis for energy carrier
  • 研究番号:20P21
  • 研究分野:technology
  • 研究種別:プロジェクト研究
  • 研究期間:2020年04月〜2023年03月

代表研究者

関根 泰 教授
SEKINE Yasushi Professor

先進理工学部 応用化学科
Department of Applied Chemistry

URL:https://www.ase.sci.waseda.ac.jp/update/toprunner/372

研究概要

次世代を見据えたエネルギー問題解決の切り札として、再生可能エネルギー由来のエネルギーキャリアが注目されている。エネルギーキャリアとは、酸化と還元のサイクルによって水素を貯蔵できるメディアであり、これを用いて国内外の適地に大規模な太陽光発電や風力発電システムを設置したうえで、エネルギーキャリアに変換して輸送して消費地でエネルギーを用いるシステムが構築可能となる。これまでのところ、エネルギーキャリアとしてはアンモニアや有機ハイドライド、メタンが提唱されている。このうち、アンモニアは凝縮液化しやすく、有機ハイドライドは石油と似た性状の液体であり、いずれもエネルギー備蓄等の比較的大規模システムとの親和性にも優れており、エネルギーのユーザーサイドまでの配送も容易である。これまで再生可能エネルギーからの効率高いアンモニア合成、ならびにエネルギーキャリアとしての有機ハイドライドからの高効率な水素取出しが普及に向けた大きな課題となっており、高性能・高効率な触媒プロセスの開発が望まれている。我々は、これまでに蓄積してきた担持金属触媒の微細構造制御と解析、ならびに外部電場などの適用によるプロセスの高効率化・低温化に向けて精力的な研究を展開し、再生可能エネルギー利用拡大に資する高効率エネルギーキャリアプロセスを創出する。

年次報告

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/fsci/wise/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる