Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

プロジェクト研究

アストロサイト分化活性を持つ食品由来化合物の研究(3期目)

Study on food ingredients that induce astrocytic differentiation
  • 研究番号:17C02
  • 研究分野:bio
  • 研究種別:奨励研究
  • 研究期間:2017年04月〜2018年03月

代表研究者

新井 大祐 理工研が募集する次席研究員
ARAI Daisuke Resercher

理工学研究所 中尾 洋一研究室
Research Institute for Science and Engineering

研究概要

食品には様々な生理活性物質が含まれており、既知の物質であっても未だ知られない機能を持つケースが多々存在すると考えられる。申請者はこれまでに、アストロサイト分化促進活性を持つ食品由来の化合物を複数同定してきた。アストロサイトは中枢神経系を構成する主要な細胞であり、その増減が記憶形成やストレス、精神疾患と深く関わることが明らかにされつつある。脳機能を改善させうる食品由来化合物を見出しその機能を明らかにすることは、「ストレス社会」とも言うべき現代において非常に重要な研究課題である。また、上記の化合物の中にはエピジェネティクスの主要メカニズムであるヒストン修飾に影響するものもあった。エピジェネティクスは細胞分化と深く関わるとされており、作用機序として興味深い。

本研究ではin vitro神経幹細胞分化系を駆使して、アストロサイト分化促進活性物質の分化制御メカニズムを遺伝子発現制御やシグナル伝達、エピジェネティクスの観点から研究する。また、マウスを用いてin vivoでの機能の検証やメカニズムの裏付けを行う。

年次報告

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