Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

プロジェクト研究

ロボティック・センス・オブ・ムーブメント(3期目)

RoboSoM - A Robotic Sense of Movement
  • 研究番号:16P17
  • 研究分野:technology
  • 研究種別:プロジェクト研究
  • 研究期間:2016年04月〜2019年03月

代表研究者

高西 淳夫 教授
TAKANISHI Atsuo Professor

創造理工学部 総合機械工学科
Department of Mathematics

研究概要

2足ヒューマノイド・ロボットの開発を通して、ヒトの脳機能や運動制御のメカニズムを解明することを本研究の長期的目標とし、災害対応にも利用可能な高い移動能力を持つ超人ロボットの開発を目指す。1期目では、脳科学の分野で提唱されているHead Stabilizationをモデル化し、ロボットへの実装を通して、その妥当性を確認した。2期目はその内容をさらに展開し、ヒトの走歩行運動の計測・解析・モデル化し、ヒト走行運動モデルに基づいた2足走行ロボットの開発を通して、モデル化の妥当性を検証した。また、屋外環境におけるナビゲーションのための視知覚システムの基礎研究も行った。3期目では、2足走行ロボットを完成させ、スポーツ技能の向上を図った新しいスポーツコーチング学の創出を目指す。また、ヒトの走歩行運動のメカニズムを応用し、極限環境での高いアクセシビリティを持つ災害対応ロボットも開発する。

本研究課題において、ヒト走歩行運動のメカニズムが明らかとなれば、ロボット工学だけでなく、脳科学や人間科学においても大きな進展となる。さらに、各種運動疾患の診断や治療、予防にも貢献でき、本研究の成果はロボット工学だけでなく、脳科学や医療・福祉など幅広い分野への波及効果が期待される。

年次報告

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