- 研究番号:15P13
- 研究分野:science
- 研究種別:プロジェクト研究
- 研究期間:2015年04月〜2018年03月
代表研究者
鷲尾 方一 教授
WASHIO Masakazu Professor
先進理工学部 応用物理学科
Department of Applied Physics
研究概要
本プロジェクトは、高性能の超小型レーザーフォトカソードRFガンをベースとした高エネルギー電子線加速器から高品質ビームの生成に関する研究と取り出された高品質ビームを用いた理学・工学・医学にわたる多方面への応用開発を目的としている。特にRFガンの高度化として、半導体カソード材料の開発研究、電子ビームの高度制御技術開発、電子生成用レーザーの高度化を行い、応用研究に資する電子銃の構築を行う。また、これを用いた応用研究としては、位相整合チェレンコフ放射によるテラヘルツ光生成とこれを用いたテラヘルツスペクトロスコピーシステムの開発、レーザーコンプトン散乱による小型軟X線光源開発とレーザーコンプトン散乱を用いた超高強度レーザー診断装置の開発、更にピコ秒及びナノ秒のコンパクトパルスラジオリシスシステムの高度化研究があり、これらを協力に推進し、汎用性の高いシステム開発を実現する。