Waseda Research Institute for Science and Engineering早稲田大学 理工学術院総合研究所

プロジェクト研究

資源鉱物を原料とする高機能性環境浄化素材の開発

Development of the high-functional environmental purification materials prepared from mineral resources
  • 研究番号:16P54
  • 研究分野:technology
  • 研究種別:プロジェクト研究
  • 研究期間:2016年10月〜2019年09月

代表研究者

山崎 淳司 教授
YAMAZAKI Atsushi Professor

創造理工学部 環境資源工学科
RESOURCES AND ENVIRONMENTAL ENGINEERING

URL:http://www.yamazaki.env.waseda.ac.jp/index.html

研究概要

本プロジェクト研究の目的は、各種産業プロセスから大量に排出される鉱物質廃棄
物や未利用の天然鉱物資源と、現実的なコストおよびマスパフォーマンスで投入可能
な無機原料組み合わせにより、新規の環境調和型の高機能性素材を創製し実用化を目
指すことである。具体的には、(1)半導体やシリコン製造工程から排出される高純
度CMP残渣、(2)バイオマス焼成灰、(3)低品位または規格外の鉱産物(尾鉱)
などを中心に、これらを主原料として既存のイオン選択性・吸着性・固定能や分配係
数、触媒活性が異なる(または補完する)物性を有する規則的ナノーメソ細孔質物質
を創製し、さらにこれらの素材物質を効果的に用いることで、低コストで現実的な新
規の土壌、排水、生活空間環境の浄化技術を開発することを目的としている。さら
に、本研究から2次的に産生することが予想されている物質の高付加価値有効利用
や、さらに他素材との複合化による従来に無い高機能性素材を作成するプロセスを開
発することを検討する。これにより、極力環境に低負荷で省エネルギーの資源循環シ
ステムを構築し、地球環境および生活環境に調和した持続的な社会発展を目指した要
素技術の確立を産官学連携によって推進する。

年次報告

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/fsci/wise/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる